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专利摘要:
公开号:WO1988004262A1 申请号:PCT/JP1987/000936 申请日:1987-12-02 公开日:1988-06-16 发明作者:Mitsuo Okabe;Kimiaki Hyakutome;Hideto Akiba 申请人:Dai Nippon Insatsu Kabushiki Kaisha; IPC主号:B29C51-00
专利说明:
[0001] 明 糊 金属蓋付容器およびその製造方法 [0002] 技術分野 [0003] 本発明はプラスチッ ク製のフラ ンジ部を有する容器本 体と、 この容器本体に卷締められた金属蓋とを備えた金 属蓋付容器とその製造方法に関する。 [0004] 背景技術 [0005] 金属製の容器、 例えば金属缶は種々の形態を有するも のがあるが、 缶体の構造から 3 ピース缶と 2 ピース缶と に区分する ことができる。 3 ピース缶はブリ キハンダ缶 と も言われ、 円筒状胴部とふた及び底部を二重巻締めで 密封した構造である。 一方、 2 ピース缶はブリキ打抜き 缶とも言われ、 胴部及び底部 (容器本体) を一体成形し たものにふたを二重巻締めする構造である。 [0006] これら金属缶は食品包装容器と して各種食品缶詰, ジ ユース, 清涼飲料, ジャム類, 乾燥食品等の容器に使用 され、 密封, 保存機能が特に優れた剛性容器である。 し かしながら、 金属缶には、 下記のような改善すべき点が ある。 即ち、 [0007] ① 金属缶であるために、 軽量化に限界がある。 [0008] ② 衝撃を受けた時、 一度つぶれると復元性がなく 、 変形してしま う。 ③ プラスチック製容器に比べて、 その製造上のエネ ルギーコス トが高い。 [0009] ④ 容器外装のディ スプレイ効果が金属の場合、 自由 に変えることができず、 外装手段は印刷による しかない。 ⑤ 内容物を開缶せずに確認できるような透明容器を つく ることは不可能である。 [0010] このような従来の金属缶における欠点を解決するため、 プラスチック製の容器本体に金属蓋を取付けてなる金属 蓋付容器が考えられる。 [0011] しかしながら、 プラスチッ ク製の容器本体に、 金属蓋 を簡単にかつ密閉性良ぐ取付けることはむずかしい。 [0012] 発明の開示— [0013] 本発明の第 1の目的は、 簡単に製造することができか つ密閉性の高い、 プラスチッ ク製の容器本体と金属蓋と を備えた金属蓋付容器を提供することである。 [0014] 本発明の第 2の目的は、 プラスチック製の容器本体に 金属蓋を密閉性良ぐ取付けることができる金属'蓋付容器 の製造方法を提供することである。 [0015] 本発明の第 3の目的は、 プラスチッ ク製の容器本体に 金属蓋を卷締める際加えられる力に耐えるに充分な座屈 強度と耐熱性を有する金属蓋付容器の製造方法を提供す とである: £}■ [0016] 本発明の第 4の目的は、 プラスチック製の容器'本体に 金属蓋を確実に取付けることができ、 かつ大量生産に適 した金属蓋付容器の製造方法を提供することである。 本発明の第 5の目的は、 プラスチッ ク製の容器本体を 略真球状にすることができる金属蓋付容器の製造方法を 提供することである。 [0017] 本発明の第 6の目的は、 金属蓋の巻締めに適したブラ スチッ ク製の容器本体を容易に製造することができる金 属蓋付容器の製造装置を提供することである。 [0018] ( 1 ) 本発明の第 1の特徵は、 プラスチッ ク製のフ ランジ部 1 5を有する容器本体 14と、 前記フラ ンジ部 1 5を巻締める周緣部 1 2を有する金属蓋 1 1とからな る金属盖付容 でめる。 [0019] (2) 本発明の第 2の特徵は、 金属蓋 1 1の周縁部 1 2内面に、 変性ポリオレフィ ン, アイオノマ一樹脂, エチレン · ァク リル酸共重合体の 1種以上よりなる ヒー ト シ一リ ングコ ンパウン ド 1 3をコ一ティ ングする工程 と、 該金属蓋 1 1をプラスチッ ク製の容器本体 14のフ ラ ンジ部 1 5に巻締める工程と、 高周波 ♦超音波 ·電熱 • スチームなどの加熱により フラ ンジ部 1 5と金属蓋 1 1の周縁部 1 2と 融着させる工程とからなる金属蓋 付容器の製造方法である。 [0020] ( 3 ) 本発明の第 ·3の特徵は、 結晶促進核剤を含む ポリエチレンテレフタレ一 ト層を含むシー トプラ ンクを 用いて容器本体を熱成形する工程からなり、 該ポリエチ レンテレフタ レ一 ト層の結晶化度が 1 0〜4 0 %になる ように熱成形することを特徵とする金属蓋付容器の製造 方法である。 [0021] ( 4 ) 本発明の第 4の特徵は、 シー トフォーミ ング によってブラ ンジ部 1 5を有するプラスチッ ク製の容器 本体 1 4を熱成形する工程と、 容器本体 1 4のフランジ 部 1 5の厚みをプレス熱成形によって薄くする工程と、 フランジ部 1 5の幅が一定のフランジ幅となるようフラ ンジ部 1 5の周端部を打抜く工程と、 このフラ ンジ部 1 5に金属蓋 1 1の周縁部 1 2を巻締める工程とからな る金属蓋付容器の 造方法である。 [0022] ( 5 ) 本発明の第 5の特徵は、 フランジ部 1 5を有 するプサスチ-ック製容器-本体 1- 4内に内容物を充填する 工程と、 フラ ンジ部 1 5に金属蓋 1 1の周緣部 1 2を巻 締めて容器本体 1 4を密封する工程と、 容器本体 1 4を ガラス転移点以上であつて容器本体 1 4の融点以下に加 熱する工程とからなり容器本体 1 4を略真球状にする金 属蓋付容器の製造方法である。 [0023] ( 6 ) 本発明の第 6の特徴は、 外周上端 1 0 2から 上方に向って延びるキヤ ビティ上縁部 1 0 3を有するキ ャ ビティ 1 0 4と、 このキヤ ビティ 1 0 4内にプラスチ ッ クシ― 卜を押下げるプラグ 1 0 6 と、 前記キヤ ビティ 上緣部 1 0 3に当接してプラスチッ ク シ一 トを挾持する クラ ンプ 1 0 5 とを備え、 前記キヤ ビティ上緣部 1 0 3 は 5 ° く く 4 0の角度をもって上方へ延び、 前記キヤ ビティ 1 0 4の外周上端 1 0 2から前記クラ ンプ 1 〇 5 の内周面までの距離 ί が 5 ramく i く 2 0 ramとなることを 特徴とする金属蓋付容器の製寧装置である。 [0024] 図面の簡単な説明 [0025] 第 1図 ( a ) C b ) ( c ) 〜第 3図は、 本発明に係る 金属蓋付容器の第 1の実施例のヒー ト シ一リ ングコンパ ゥン ドを有する金属蓋付容器を示す図、 [0026] 第 4図〜第 8図は、 ヒー ト シ一リ ングコンパゥン ドを 有する金属蓋付容器の他の実施例を示す図、 [0027] 第 9図〜第 1 2図は、 本発明に係る金属蓋付容器の第 2の実施例のガスバリヤ性のシー トブラ ンクを有する金 属蓋付容器を示す図、 [0028] 第 1 3図および第 1 4図は、 本発明に係る金属蓋付容 器の第 3の実施例の結晶度が 1 0 〜 4 0 %であるポリエ チレンテレフ夕 レー ト層を含むシ一 卜ブラ ンクの金属蓋 付容器を示す図、 [0029] 第 1 5図〜第 2 0図は、 本発明に係る金属蓋付容器の 第 4の実施例のポリエチレンテレフタ レー トおよびポリ ァリ レー 卜の積層シー 卜からなる金属蓋付容器を示す図、 第 2 1図〜第 2 3図は本発明に係る金属蓋付容器の第 5の実施例のフラ ンジ部が射出成形された積層シー トか らなる金属蓋付容器を示す図、 [0030] 第 2 4図〜第 2 9図は、 本発明に係る金属蓋付容器の 第 6の実施例の底部が外方へ突出する凸形状に形成され た金属蓋付容器を示す図、 [0031] 第 3 0図〜第 3 8図は、 本発明に係る金属蓋付容器の 第 7の実施例の容器本体がリ ブを有する金属蓋付容器を 示す図、 [0032] 第 3 9図および第 4 0図は、 容器本体がリブを有する 金属蓋付容器の他の実施例を示す図、 [0033] 第 4 1図および第 4 2図は、 本発明に係る金属蓋付容 器であつてフランジ部がプラスチック製円筒体の両端を 外方に広げて形成ざれている金属蓋付容器を示す図、 第 4 3図は、 本発明に係る金属蓋付容器であつてフラ ンジ部上に金属蓋のイージーオープン用ハーフ力ッ ト線 を設けだ金属蓋付容器を示す図、 [0034] 第 4 4図〜第 5 ◦図は、 本発明に係る金属蓋付容器の 製造方法の第 1の実施例を示す図、 [0035] 第 5 1図 ( a ) ( b ) ( c ) は、 本発明に係る金属蓋 付容器の製造方法の他の実施例を示す図、 [0036] 第 5 2図〜第 5 4図は、3本発明に係る金属蓋付容器の 製造装置の実施例を示す図である。 [0037] 発明を実施するための最良の形態 [0038] § 1 . 金属蓋付容器の第 1の実施例 [0039] (ヒー 卜シ リ ングコンパゥン ドを有する金属蓋付容 器) [0040] 1 . 1 基本構造 [0041] 本発明に係る金属蓋付容器の第 1の実施例の構造を第 1図 ( a ) ( b ) ( c ) 乃至第 3図に示す。 [0042] 金属蓋付容器 1 0は、 金属蓋 1 1の周緣部 1 2内面に 変性ポリオレフイ ン ♦ アイオノマ一樹脂, エチレン ' ァ ク リル酸共重合体の 1種以上よりなる ヒー ト シーリ ング コンパゥン ド 1 3をコーティ ングし、 該コ一ティ ングさ れた金属蓋の周緣部 1 2をプラスチック製容器本体 1 4 のフランジ部 1 5に巻締めた後、 高周波 ♦超音波 ·電熱 • スチームなどの加熱により容器本体 14のフラ ンジ部 1 5と金属蓋 1 1の周縁部 1 2とを融着させることによ つて得られる。 、 [0043] 本実施例において用いられるプラスチッ ク製容器本体 1 4は特に限定された-ものである必要はなく 巻締めに 耐える充分な硬度、 強度を有するものであればよく 、 ォ レフィ ン系樹脂、 ポリプロ ピレンを主体と した積層材料 等が用いられる。 好ま し く は、 先に本出願人のなした日 本国特願昭 6 1 - 1 94 8 5 0号明細書に記載の二重巻 締めが可能なフラ ンジ部 1 5を有する容器本体 1 4が用 いられる。 該容器本体 1 4は、 フラ ンジ部 1 5の厚みが 0. 2〜 1. 0 ramであって、 フラ ンジ幅カ《 1. 0〜 2. 5翻のフラ ンジ部 1 5を有する胴部 1 4 a と底部 1 4 bが一体に形成されたものである。 このような容器 本体 1 4は、 キヤ ビティ 1 7内に上記のような寸法のフ ラ ンジ部 1 5を形成することができる段部 1 8 ^設けた 二段成形方法によつて製造するこ とができ る。 L 1の周縁部 1 2内面にコ一ティ ングするヒ一 ト シ一リ ングコンパゥン ド 1 3 と しては、 その主成分と するものは、 変性ポリオレフィ ン樹脂、 アイオノマ一樹 脂、 エチレン '· アク リル酸共重合体等か'考えられ、 特に 変性ボリォレフィ ン榭脂を用いることが好ま しい。 [0044] ポリオレフィ ンと しては、 エチレン、 プロ ピレン等の - ォレフィ ンの単独重合体又は他の a -ォレフィ ンと の共重合体例えば、 エチレン - プロピレンラ ンダム共重 合体, エチレン -ブテン - 1共重合体、 エチレン - プロ ピレン - ブテン - 1共重合体等の αォレフィ ン同志の結 晶性共重合体或いはこれらの重合体の混合物を用いる。 変性©方法は、 不飽和力-ルボン酸'又は無水物を、 上記の ボリォレフイ ンにグラフ ト重合すること 得られる。 不 飽禾ロカルボン酸又は無水物としてはァク リル酸, マレイ ン酸, フマール酸, ィタコン酸, クロ ト ン酸, シ トラコ ン酸, ソルビン酸又はそれらの無水物等が挙げられる。 特にァク リル酸又は無水マレィ ン酸を用いることが望ま しい。 [0045] 変性ポリオレフイ ン中の改質モノマーの割合は、 ポリ ォレフィ ン含量 (未変性ポリオレフィ ン +改質ポリオレ フィ ン) に対し、 0 , .0 1〜 1重量%がよい。 [0046] これら変性ポリオレフィ ンは、 金属蓋 1 1 との接着が 良好であると共に、 プラスチック製容器本体 1 4 (ォレ フィ ン系榭脂) と熱融着する。 これら変性ポリオレフィ ンを金属蓋 1 1 の周緣部 1 2 の内面にコーティ ングする形体と しては、 溶融してスプ レーコー トすることは勿論のこと、 デイ スパージヨ ンの 形で水又は溶剤下でコロイ ド化して、 つけること もでき る。 コーティ ング量は、 3〜 4 mg Z crf とする。 これは一 般の金属缶の場合と同様である。 [0047] 1 . 2 製造方法 [0048] 以下に図面を参照して本実施例による金属蓋付容器 1 0の製造方法を簡単に説明する。 [0049] まず、 金属蓋 1 1の周縁部 1 2の内面にヒー トシー リ ングコンパゥン ド 1 3と して、 例えば変性ポリオレフィ ンをコ一ティ ングする (第 1図 ( a ) ) 。 次に例えばポ リプロピレンを主とする容器本体 1 4のフラ ンジ部 1 5 に金属蓋 1 1 の周緣部 1 2を二重巻締めによって巻締め る (第 1図 ( b ) :) 。 [0050] 次に、 巻締めを行った周縁部 1 2を高周波ゥエルダ 1 6により加熱してヒー ト シー リ ングコ ンパゥン ド 1 3 である変性ポ リオレフィ ンによって金属蓋 1 1 の周緣部 1 2と容器本体 1 4のフラ ンジ部 1 5を構成するポリ プ ロピレンとを完全に融着せしめる (第 1図 ( c ) ) 。 [0051] 1 . 3 具体例 [0052] (具体例 1 - 3 - 1 ) [0053] 次に具体例によつて本実施例による金属蓋付容器 1 〇 について説明する。 L 1と してアルミニウム金属蓋を使用し、 ヒー トシ一リ ングコンパゥン ド 1 3としてアイオノマー樹脂 (三井石油化学線製, 商品名ケ ミパール S - 1 1 0 ) をコーティ ングする。 更にその上にエチレン酢酸ビニル 共重合体 (三井石油化学㈱製, 商品名ケミパール V - 3 0 0 ) をコ一ティ ングする。 コ一ティ ング量は 4 nig/ c である。 蓋サイズは 3 0 7号缶用であつた。 [0054] 容器本体 1 4として第 2図に示すようにポリプロピレ ン/ェチレンビニルアルコ一ル共重合体 ポリプロピレ ンを主体とする層構成の 1 . 2舰のシー トを熱成形によ つて成形したものを用いる。 そして上記の金属蓋 1 1を セミオ一 トシ一マー (図示せず) で二重巻締めをする。 本実施例において甩いた容器本体 1 4は第 3図に示すよ うな二段成形方法によつて成形を行って得られたもので ある。 即ち、 キヤ ビティ 1 7に段部 1 8を設け、 容器本 体 1 4のフランジ部 1 5は段部 1 8によって形成される, 二段成形方法は、 先ず、 プラグ 1 9がシー ト 2 0をキヤ ビティ 1 7内に置き、 次いでキヤ ビティ 1 7及びコア 2 1 によってシー ト 2 0を保持し、 しかる後、 圧空空気 か'キヤ ビティ 1 7内にシー ト 2 0を密着させることによ つて行われる。 得られた成形物を打抜いて、 フラ ンジ幅 が金属蓋 1 1を二重巻締めするのに好ま しい値となるよ うな容器本体 1 4を得る。 . [0055] この場合、 シー ト 2 0を保持するようキヤ ビティ 1 7 およびコア 2 1が停止する以前にプラグ 1 9がキヤ ビテ ィ 1 7内に侵入する こ とによって、 周囲のシー ト 2〇が キヤ ビティ 1 7内に引き込まれる。 このこ とによって容 器本体 14の底部 14 bおよび胴部 14 aと底部 14 b の接合部分の厚みを厚く し、 二重巻締めに耐えるよう容 器の座屈強度を大き く することができる。 また、 キヤ ビ ティ 1 7上端面とコア 2 1間に挾持されるシ一 卜 20の 厚みが大き く ても段部 1 S上に形成されるフランジ部 1 5となる箇所の厚みは 0. 4 ram程度に薄く なり、 二重 巻締めに適した容器本体 14が得られる。 [0056] 二重巻締めを行つた容器本体 14は高周波誘導加熱装 置 1 6 (高周波ゥ ル 'ダ r 精電舎電子ェ-業㈱ -製〉 によ り 5 K W, 1 0 K H zにて高周波をフランジ部 1 5にあ てることで完全融着された。 結果はシールが完全になさ れており良好であった。 [0057] (具体例 1— 3 - 1〜: L 7および比較例) [0058] 金属蓋 1 1にコ一ティ ングする ヒー ト シ一 リ ングコ ン パゥ ン ド 1 3を変えてシールの完全性についての試験を 行った。 また、 比較例と してコ一ティ ングを行わないも のについても試験を行った。 結果を下表に示す。 注) E A A : エチレン · ァク リル酸共重合体 [0059] E V A : エチレン酢酸ビニル共重合体 [0060] P E : ポ リ エチ レン [0061] ( 1 ) 水 性 : 水系に樹脂成分がェマルジヨ ン化 している もの。 [0062] (2) 有機溶剤 : 有機溶媒に樹脂成分が分散化して いる もの。 [0063] (3) 樹 脂 樹脂成分を加熱溶融する もの。 [0064] 1 . 4 効 杲 [0065] この第 1の実施例によれば、 次のような効果が得られ る o [0066] ① 金属蓋 1 1 の周縁部 1 2がブラスチック製容器本 体 1 4のフラ ンジ部 1 5に巻締めによって固着される。 [0067] ② 更に金属蓋 1 1 の周縁部 1 2と容器本体 1 4のフ ラ ンジ部 1 5の間に存在する ヒー ト シー リ ングコ ンパゥ ン ド 1 3が高周波加熱によって金属蓋 1 1 と容器本体 1 を完全に融着するので密封性がきわめて良好であ'り、 [0068] ③ 液体もガス体も透過せず、 外力が加わった場合も 金属蓋 1 1が剥離したりする恐れがない。 [0069] ④ また、 容器本体 1 4がプラスチッ クで形成されて いるので透明性があり、 内容物の確認が容易である他、 商品の美感を向上せしめることも出来る。 [0070] 1 . 5 ヒー ト シーリ ングコ ンパウ ン ドを有する金属蓋' - 付容器の他の実施例 C I - - 1 他の実施例 1 ) [0071] ヒー ト シーリ ングコ ンパウン ドを有する金属蓋付容器 の他の基本構造を第 4図、 第 5 a図および第 5 b図に示 す。 [0072] 第 4図に示すようにヒー ト シーリ ングコ ンパウ ン ド 1 3がコ一ティ ングされた金属蓋 1 1の周緣部 1 2と、 プラスチッ ク製容器本体 1 4のフラ ンジ部 1 5とが多重 に卷締められている。 また、 金属蓋付容器の巻締め部を 第 5図 ( a ) ( b ) に示す。 [0073] 本実施例によれば、 第 5図 ( a ) に示すように、 あら かじめ金属蓋 1 1の周縁部 1 2の下方に切欠 1 2 aを形 成してお-く-こ-とによ-り-、 -第 5図 ( b ) に示すように卷締 め作業を容易に行うことができる。 また周縁部 1 2は切 欠 1 2 aで折曲がるため、 折曲げ位置が一定となり安定 した折曲げ作業を行うことができる。 [0074] ( 1 - 5 - 2 他の実施例 2 ) [0075] さらに金属蓋付容器の他の基本構造を第 6図乃至第 8 図に示す。 [0076] 第 6図に示すように、 金属蓋 1 1の内面略全域にェポ キシ系樹脂 2 3 aおよび変性ポリオレフィ ン 2 3 bの積 層体 (ヒー トシ一リ ン-グコンパウ ン ド) 2 3があらかじ めコ一ティ ングされている。 [0077] 第 7図に示すように金属蓋 1 1の周縁部 1 2と容器本 体 1 4のフラ ンジ部 1 5とを多重に巻締めた後、 この巻 締め箇所を熱処理する ことにより、 周縁部 1 2 とフラ ン ジ部 1 5との間の隙間を埋めることができる。 第 8図は 第 7図の A部拡大図である。 第 8図に示すように、 周縁 部 1 2とフラ ンジ部 1 5との間の隙間は、 エポキシ系樹 脂 2 3 aおよび変性ポリオレフィ ン 2 3 bの積層体 2 3 によつて埋められている。 [0078] 本実施例によれば、 周縁部 1 2とフラ ンジ部 1 5との 間の隙間を広範囲に埋めることができ、 このため密封性 を更に高めることができる。 [0079] § 2. 金属蓋付容器の第 2の実施例 [0080] (ガスバリヤ性のシー トブラ ンクを有する金属蓋付容 器) [0081] 2. 1 基本構造 [0082] 本発明に係る金属蓋付容器の第 2の実施例の構造を第 9図乃至第 1 2図に示す。 [0083] 第 9図に本発明による金属蓋付容器の容器本体 1 4を 示す。 容器本体 1 4は、 フラ ンジ部 1 5およびビラ一部 2 7を有する胴部 1 4 a と、 底緣部 2 9を有する底部 1 4 b とから構成されている。 このうち、 フランジ部 1 5、 ビラ一部 2 7および底縁部 2 9は熱可塑性樹脂 2 8よりなり、 また胴部 1 4 aおよび底部 1 4 bはシ一 トブラ ンク 2 6と熱可塑性樹脂 2 8よりなつている。 本実施例による容器本体 1 4に用いるシ一 トブラ ンク 2 6は、 熱可塑性樹脂コー トを含む構成であれば、 どの ような仕様であってもよい。 但し、 イ ンジェク シヨン成 形品を形成する樹脂 28とシー トブランク 26内面の構 成樹脂は、 同一のものであるか、 又は熱により融着する ものでなければならない。 シー トブランク 26の基本的 構成としては、 容器本体 14の外面より内面に向って順 ' 次、 次のように構成された熱可塑性樹脂め積層シ— トを 用いることができる。 [0084] ポリ エチレンテレフタレー ト Zアルミ箔 Zポリ プロ ピ レン (C P P) ( ドライラ ミ ネー ト) [0085] 合成紙 ( P P ) /アルミ箔 Zポリ プロ ピレン (C P P) [0086] (ドライラ ミ ネ一 卜) ポ リエチレンテレフタレ一 -ト /塩化ビニリ -デン共重合 —— - 体 zポリ プロ ピレン ( C P P ) [0087] ( ドライラミ ネー ト) ポリェチレンテレフ夕 レー トノエチレンビニルアルコ ール共重合体 zポリプロピレン ( C P P ) [0088] ( ドライ ラ ミ ネー ト) ボリ プロ ピレン ( 0 P P ) Zポリエチレンイ クス トル ージョ ンコ一ティ ンダ紙 Zァルミ箔 ボリ プロ ピレン [0089] (C P P ( ドライラ ミ ネー ト) ポ リ プロ ピレン (O.P P) ノポリ プロ ピレン (C P P) zポリ プロ ピレン ♦ エチレンビニルアルコール共重合体 • ポ リ プロ ピレンの共押出シ一 ト · [0090] (ドライラ ミ ネー ト及びヒー トラ ミ ネー ト) 上記積層シ一卜の厚みは 1 0 0 〜 8 0 0 まで如何 なる ものでもよい。 本実施例に用いるシー 卜ブラ ンク 2 6は第 1 0図に示すような形状に上記積層シー トを打 抜いたものであって、 くせおり部 2 6 aで曲げられて金 型内にイ ンサー トされるので、 該部に予めく せおりを入 れておく ことが好ま しい。 [0091] 次に本実施例による容器本体 1 4を得るためのイ ンジ ェク シヨ ン成形について説明する。 シー トブランク 2 6 はコア 3 0に第 1 2図に示すようにバキューム 3 1 に引 かれて取付けられる。 取付けられたシー トブラ ンク 2 6 はそのままキヤ ビティ 1 7内にイ ンサ一 卜されて樹脂が ゲー ト 1 7 aよ- 導入される。 本実施冽においては、 二 重巻締めが可能となるようにフラ ンジ部 1 5周辺の成形 精度が重要である。 本実施例においては、 第 1 1図に示 すようにフランジ幅 w丄 は 1 . 0〜 2 . 5 腿、 フラ ンジ 厚み は 0 . 2〜0 . 9 翻の範囲であることが必要で ある。 イ ンジェク ショ ン成形に用いる樹脂 2 8と しては、 ポリプロピレン, ポリエチレン, ポリ スチレン, ポリ 力 —ボネー ト, ナイロン, ポリエチレンテレフ夕 レー ト等 が挙げられるが、 一般的に熱可塑性樹脂であればどのよ うな樹脂であってもよい。 上記のようにィ ンジヱク ショ ン成形に用いる樹脂 2 8はシー トブラ ンク 2 6内面構成 樹脂と融着する ものでなければならないので、 シー トブ ラ ンク 2 6内面がポリプロ ピレンである場合はポリプロ ピレンを選定し、 逆にポリエチレンテレフタレ一 トをィ ンジョク シヨ ン用樹脂 2 8と して選定した場合には、 シ — トブラ ンク 2 6内面は、 ポリエチレンテレフタ レー ト 系にすることが望ましい。 [0092] 2 . 2 具体例 [0093] (具体例 2 - 2 - 1 ) [0094] 次に具体例によつて本実施例による金属蓋付容器につ いて説明す'る。 [0095] シー トプランク 2 6として [0096] 2 0 のボリプロゼレン ( 0 P P ) ノ印刷 Z 6 0 1 の ポリプロピレンノ 4 Q のポ Jプロピレン · エチレンビ ル了ル―コ一―ル共重合体/^: 3 2一ひ —のポ' プ口-ピレンの 共押出シ一 ト [0097] で構成され、 ドライラ ミ ネー ト及びヒー 卜ラ ミネー トに よつて積層した 4 0 0 のシー 卜を用い、 第 1 0図に示 すよラな形状に打抜く。 第 1 2図に示すような金型を使 用し、 第 9図に示す形状にィ ンジェク ショ ン成形する。 フラ ンジ幅 w L は 1 . 8 删、 フラ ンジ厚み t ^ は 0 . 5 讓■であった。 ■ - - - - 樹 脂 : ポリプロピレン (M F R 8 . 0 ) 樹脂温度: 2 1 0—2 4 0 °C [0098] 金型温度 : 1 5 [0099] 得られた成形品を 2 1 1金属蓋で二重卷締めしたとこ ろ、 良好に二重巻締めができた。 (具体例 2 - 2 - 2 ) [0100] シー ト ブラ ン ク 26と して [0101] 3 1 0 / /のポリ プロピレン合成紙 (王子油化㈱製ュポ /9〃 のアル ミ箔 / 80 ^のポ リ プロ ピレ ン (C P P) ) で構成された積層シー トを使用し、 熱可塑性樹脂と して ポリプロピレン樹脂 (MF R 8. 0) を用いて (具体 例 2— 2— 1 ) と同様の形体にイ ンジヱク シヨ ン成形し て二重巻締め可能な容器を得た。 [0102] (具体例 2 - 2 - 3) [0103] シー トブラ ンク 26と して [0104] 1 2 Uのポ リ エチ レ ンテ レフ 夕 レー 卜 9 のァノレ ミ 萡ノ 38〇 のポ リ エチ レ ンテ レフ タ レ一 ト [0105] で構成された積層シー トを使用し、 熱可塑性樹脂として ポ リ エチ レ ンテ レフ 夕 レー トを用いて (具体例 2 — 2— 1 ) と同様の形体にイ ンジヱク シヨ ン成形を行って二重 巻締め可能な容器を得た。 [0106] (具体例 2 - 2 - 4 ) [0107] シー トブラ ンク 26と して [0108] ポ リ プロ ピ レ ン 14 5〃 Z接着層 4◦ ノエチ レ ン ビ ニルアルコール共重合体 40 ^ 接着層 40 Zポリプ ロピレ ン 14 5 の層.厚み 4 1 〇 ^の共押出しシー トを 用い、 第 1 ◦図に示すような形状に打抜く。 第 1 2図に 示すような金型を使用し、 第 9図に示す形状にイ ンジェ ク シ ヨ ン成形する。 フラ ンジ幅 w丄 は 1. 8賴、 フ ラ ン ジ厚み t丄 は 0. 5 mmであった。 [0109] 樹 脂 : ポリプロピレン (MF R 8. 0) [0110] 樹脂温度 : 21 0〜 240て [0111] 金型温度 : 1 5 °C [0112] 得られた成形品を 2 1 1金属蓋で二重卷締めしたとこ ろ、 良好に二重卷締めができた。 [0113] (ガスバリヤ性 2— 2— 5) [0114] 上記のようにして (具体例 2— 2— 1〜4) によって 得られたプラスチック容器 (ツナ 3号缶、 容積 10 Oee) のガスバリヤー性を測定した。 以下の锆果は 100 cc容 器当りである。 [0115] [0116] 0つバリャ : 単位、 ecZ 1 00 ec, 24 hrs. atra, [0117] 20 °C 90 %RH (Mocon oxtranにて測定) Hつ 0バリヤ :単位、 g/l O Oec, 24hrs.atin. [0118] 40 °C , 90 % R H [0119] (保存性 2 - 2— 6 ) [0120] (具体例 2— 2—丄.〜 4) によって得られた容器本体 14にミ一 トソースを入れ、 二重巻締めによつて密封し、 レ トル ト殺菌を行った。 常温で 6ヶ月保存テス トを行つ たところ、 何れも保存性は良好であった。 2. 3 効 杲 [0121] この第 2の実施例によれば、 次のような効果が得られ る 0 [0122] ① プラスチック製容器本体 1 4のフランジ部 1 5は、 イ ンジェク ショ ン成形によって形成されるため、 フラ ン ジ部 1 5の厚み、 幅を所定の寸法に精度よく 形成するこ とができるので、 金属蓋 1 1による二重巻締めに充分耐 えることができる。 [0123] ② 容器本体 1 4の胴部 1 4 a , 底部 1 4 bは、 ガス バリヤ性の高い積層シー トブランク 2 6を併用し、 イ ン サー トイ ンジヱク ショ ン成形によって成形されるもので ある。 従って容器本-体 1 -4は-; 酸素ガスバサャ性が 〇 . 8 ccX 1 0 0 cc, 24 hrs. atin ( 2 0 °C , 9 0 % H) 以下であり、 水蒸気ガスバリ ャ性が◦ . 2 g Z 1 0 0 cc, 24 hrs.atm ( 4 0 °C , 9 0 % RH) 以下であって、 極め て保存性に優れたものとなる。 [0124] § . 3 金属蓋付容器の第 3の実施例 [0125] (結晶化度が 1 0〜 4 0 %であるポリエチレンテレフ タ レ一ト層を含むシー ト ブラ ン ク の金属蓋付容器) 3. 1 基本構造 [0126] 本発明に係る金属蓋.付容器の第 3の実施例の構造を第 1 3図および第 1 4図で説明する。 [0127] 第 1 3図および第 1 4図において、 金属蓋付容器 1 0 は、 フ ラ ンジ部 1 5を有するプラ スチ ッ ク製の容器本体 1 4と、 フラ ンジ部 1 5を卷締める周縁部 1 2を有する 金属蓋 1 1 とから構成されている。 プラスチック製容器 本体 1 4は、 加熱によつて結晶化するポリエチレンテレ フタレー ト、 即ち、 結晶促進核剤を含むポリエチレンテ レフタレー ト層を含むシー トブランクを用い、 ポリェチ レンテレフタレー トの結晶化度が 1 0〜 4 0 %になるよ うに熱成形を行う ことによつて製造することができる。 本実施例に用いるポリエチレンテレフタレー トは、 ポ リエチレンテレフダレ一 トに、 加熱時に急速に锆晶化す るように锆晶促進核剤を添加した結晶性ポリェチレンテ レフタレー ト (以下 C _- P E Tという) である。 核剤と してはォレフ -ィ ン系 脂、 伊えばポリェチレン系樹脂、 ポリプロビレン系榭脂などが少量約 0 . 5〜2 , 0 %程 度添加される。 本実施例においては C - P E T層を設け ることにより、 成形品の容器の—強度が向上し耐熱性も二 重巻締めに充分耐えるものとなる。 [0128] またポリエチレンテレフタレー トは、 ガスバリャ性に も優れる水蒸気バリャ性を高めるために、 ポリブロピレ ン等のォレフイ ン樹脂との共押出シー ト: ^は更にガスバ リャ性を向上するするためには、 エチレン - ビニルアル コール共重合体層を含.むシ一トを用いることが望ま しい, これらシー トブランクの厚みは 0 . 8〜 1 . 4誦の範囲 であることが好ま しい。 - 例えば、 本実施例の C - P E Tを含むシー トブラ ンク と しては、 [0129] I ) C - P E T単層又は C - P E TZP E T [0130] Π) C - P E T/接着層 ポ リ プロ ピレンの共押出 シ一 卜 [0131] IE) C - P E Tノ接着層/エチレン - ビ三ルアルコ ール共重合体/接着層 ポリプロピレンの共押出シー ト [0132] IV) C - P E Tノ接着層ノポ リ プロ ピレンの共押出 シー 卜 とポ リ プロ ピレン 接着層/"エチレン - ビニルァ ルコール共重合体/接着層 ポリプロピレン共押出シー 卜 とのヒー ト ラ ミ ネ一 ト シー ト [0133] が挙げられ、 ガスバリヤ性を高める構成と しては ΙΠ) , [0134] IV) のシー ト—を-用いる-ことが好ま しい。 [0135] 3. 2 製造方法 [0136] 上記のようなシー トブラ ンクを用い、 熱成型によつて 金属蓋 1 1の巻締めが可能なフランジ部 1 5を有する容 器を形成する。 成型方法は好ま しく は二段成型法により、 加熱金型を用いて成型する。 上記の C - P E Tは、 例え ば 1 70 °Cで加熱すると 3〜 8秒で結晶化度 1 0〜 40 %となる。 [0137] —例を挙げると加熱金型は、 18 CTCに加熱した金型 と、 1 ◦ °Cに冷却した金型の二段で行い、 シー ト温度 1 30 に加熱されたシ一 トブラ ンクを加熱金型内で成 型, 結晶化後、 1 0 °Cの冷却金型で容器本体 14を固定 化する。 金属蓋を二重巻締めするためには、 成型容器本 体 14は 0. 2〜1, 0 mmのフランジ厚みを有するよう 成型し、 固定化後フランジ幅が 1. 0〜2. 5删となる よう打抜く ことが望ましい。 得られた成型容器は内容物 を充填し、 金属蓋を二重巻締めすることにより密封する。 3. 3 具体例 [0138] (具体例 3 - 3 - 1 ) [0139] シー トブラングとしてポリプロピレン 1重量%を含む C - P ET層を有する、 C P E T (500 ^) XP E T (500 ) を使用した。 また、 180°Cに加熱した 金型と、 1 0でに冷却した金型を使用し、 シー ト温度 1 30 °Cに加熱して加熱金型内にシー トブランクを圧入 t、 約-5秒-間加 ; 晶化 ¾ ^つた-後-、-冷却金型内で固 定化を行つた。 シ―トブラシク中のポリエチレンテレフ ダレー 卜の結晶化度は 3 C!〜 40 %であった。 固定化後、 フラ ンジ w0 が- 1. 8-翻ように打-抜く。 得られた容器 本体 14は第 1 3図に示すような形状を有し、 容器本体 .深さ h = 30inni, フラ ンジ厚 t 2 は 0. 5翻であった。 この容器本体 14はフランジ部 1 5に金属蓋 1 1を用い、 二重巻締めを行う ことによって密封した。 [0140] (具体例 3— 3— 2および 3— 3— 3 ) [0141] シー トブランクを以.下のように変える以外は (具体例 3— 3— 1) と同様にしてプラスチック製の容器本体 14を得た。 尚、 用いた C - P E Tは (具体例 3— 3 - 1 ) と同じものである。 シー ト仕様 [0142] 〔(: - P E丁ノ接着層/ P P〕 = [ 5 0 0 ^ / 0 ^ /4 8 0 〕 [0143] ……具体例 3 - 3 - 2 C C - Ρ Ε Τ /接着層 Ρ Ρ Ζヒー 卜ラ ミ ネー ト Ρ Ρ Ζ接着層 V O HZ接着層/ Ρ Ρ〕 = 〔 5 0 〇 /4 0 ^ / 1 0 0 ^ / 1 2 0 ^ /4 0 // /4 0 ^ /4 0 Ζ 1 2 0 〃〕 [0144] ……具体例 3— 3— 3 得られた容器本体 1 4は金属蓋 1 1を用い二重巻締め を行って密封した。 [0145] ( 3 - 3— 4ガスバリャ性、 耐熱性、 保存性) - 以下に、 (具体例 3— 3— 1〜 3 ) によって得られた 容器のガスバリヤ性、 耐熱性、 保存性について記載する 耐 熱 性 : 6 0 °Cの ミ ー ト ソースを充填、 1 2 5 °Cで 3 〇分レ トル 卜殺菌後冷却を行って、 加熱及び冷却に 対する耐性を調べた。 [0146] 保 存 性 : 上記ミ ー ト ソースを常で 6ヶ月保存後、 良 品と して官能テス トに耐えるかどうかについて試験し た。 [0147] ガスバリ ヤ性 : 0 2ガスバリ ヤ、 単位 ccZ 1 0 0 cc · 24 hrs. atm ( 2 0 °C , 9 0 % H) 具体例 ガ ス バ リ ャ ( 0 2 ) 耐熱性 保存性 [0148] 1 0 . 1 〇 〇 [0149] 2 0 . 2 5 〇 〇 [0150] 3 0 . 0 5 〇 ◎ [0151] 4 効 果 [0152] の第 3の実施例によれば、 次のような効果が得られ る [0153] ① 容器本体を形成するシー 卜ブランクに広範な温度 範囲において優れた物理的機械的性質 示すポリェチレ ンテレフタレ一 トを甩い、 更に成型品とした際のポリェ チレンテレフタレー トの結晶化度が 1 C!〜 4 0 %となる ようにしで成型を行ったものであるので、 本実施冽によ る容器本体 1 4は卷締め時に加えられる力に耐えるに充 分な座屈強度と耐熱性を有するものである。 [0154] ② また、 容器本体 1 4を形成するシー トブランクを. ポリエチレンテレフタレー トに加えてガスバリャ性を更 に高めるために他の合成樹脂との複合シー トとして構成 する場合は、 容器本体 1 4の保存性をより高めることが できる。 [0155] § 4 . 金属蓋付容器の第 4の実施例 [0156] (ポリエチレンテレフタレ一小およびポリアリ レー 卜 の積層シー トからなる金属蓋付容器) [0157] 4 . 1 基本構造 [0158] 本発明に係る金属蓋付容器の第 4の実施例を第 1 5図 乃至第 2 0図で説明する。 [0159] 本実施例による金属蓋付容器の容器本体は、 ポリェチ レンテレフタ レー 卜とポリアリ レー 卜の積層シ一 トを熱 成形したものである。 [0160] 本実施例におけるポリアリ レー トとは、 テレフタル酸, イソフタル酸およびビスフエノール Aからなる芳香族ポ リエステルを言う。 ポリアリ レー 卜とポリエチレンテレ フタ レー トとは、 接着層を含まなく ても共押出しで一体 のシー トと して成膜加工することが可能である。 また、 ポリエチレンテレフ夕 レー 卜とポリアリ レー 卜とをブレ ン ドすれば、 よりポリエチレンテレフタ レー トに近似し た成形性を持たせることもできる。 - - - 上記構成の積層シ一トは熱成形によつて-透明でしかも 耐熱性に優れたプラスチッ ク容器とすることができる。 プラスチッ ク容器の形状は、 特に二重巻締めでぎるフラ ンジを有するのが好ま しい。 該容器は、 プラスチッ ク缶 と して食品保存等に使用される。 [0161] 4 . 2 具体例 [0162] (具体例 4— 2 - 1 ) [0163] 以下、 具体例を挙げて説明するが、 本発明はこれらの 具体例に限定されるものではない。 本実施例において使 用する上記ポリアリ レー トと しては、 市販のュニチカ株 式会社製の Uポリマー (U - 8 0 0 0 ) (商品名) を使 用することができる。 該 Uポリマーと市販のポリエチレ ンテレフ夕 レー ト (三井ぺッ ト㈱製、 J - 1 2 5 ) を用 いて第 1 8図に示すように共押出しによりポリエチレン テレフ夕 レー ト 3 3及びポリアリ レー ト 3 4をシリ ンダ - 3 5 , 3 5 r からフィ一ドプロック 3 6を介してダイ ス 3 7より押出して積層シー ト 3 8を得た。 ダイス温度 は 2 9 0で、 シリ ンダー温度は下記のように設定した。 [0164] [0165] 積層シニ ド 3 の扈搆成ほ'任意 1こ— 定できる 第 1 図に示すように、 ポリェチ ンテレフダレー ト層 3 3 , 3 3 r 間にポリアリ レー ト層 3 4を設けた積層シ一 ト D - 1、 第 1 6図に示すようにポリエチレンテレフタレ一 ト層 3 3とポリアリ レー ト層 3 4を積層してなる積層シ — ト D - 2 第 1 7図に示すょぅにポリァリ レー ト層 3 4, 3 4 ' 間にポリエチレンテレフタレー ト層 3 3を 設けた積層シ一 ト D - 3を得て、 各シー トを用いて熱成 形を行った。 成形は一般の圧空真空成形によるが、 上記 シー トは予熱成型を行-う。 予熱は積層シ一 ト D - 1 につ いてはシー 卜上面下面を構成するポリエチレンテレフタ レー ト層 3 3 , 3 3 ' の上方及び下方より該層温度が 1 2 〇〜 1 4 0 °Cなるように加熱すると、 ポリアリ レー 卜層 34は 1 0 0 1 2 0 °Cとなる。 一方、 積層シー ト D - 2においてはポリエチレンテレフ夕 レー ト層 3 3を 1 0 0 1 2 0 Cに加熱し、 ポリアリ レ一 ト層 34は 1 2 0〜: L 4 0 Cとなるように加熱する。 積層シー ト D - 3は、 ポリアリ レー 卜層 34 , 34 ' の上方及び下方 より該層が 1 2 0 1 4 0 °Cとなるように加熱する。 予 熱された積層シー トは下記のような方法で熱成形を行う が最適熱成形温度はポリアリ レー 卜とポリエチレンテレ フタレー 卜とでは約 2 0 Cの差があり、 ポリアリ レ一 ト の方が 2 0 °C程度高い。 上記積層シー ト D - 1 D - 2 , D - 3については積層シー ト D - 2 , Ό - 3の 15が Ό - 1 に較べて成形が容易である。 [0166] 熱成形は、 従来より公知のいかなる方法によつてもよ いが、 以下に本出願人によってなされた金型を使用し、 補助プラグ法によって熱成形を行う方法を説明する。 [0167] このよ う な金型を使用すると二重巻締め可能なフラ ン ジを有するブラスチ ッ ク容器を製造することができる。 即ち、 第 1 9図 ( a ) ( b ) ( c ) に示す金型は、 キヤ ビティ外周上端 4 1から上方に向って、 5 ° く Θ く [0168] 4 0。 の角度をもって延びるキヤ ビティ上縁部 4 2 と、 プラグ 1 9の下降に先立つて該キヤ ビティ上緣部 4 2に 当接してプラスチック シー ト 3 8を挾持するクラ ンプ 2 1を、 ャ ビティ外周上端 4 1からクラ ンプ内周面ま での距離 が 5廳 く £ < 2 0麵となるように設けたもの である。 このような金型を使用し捕助ブラグ法により熱 成形を行う工程を説明する。 [0169] ① まず、 上記のように加熱されたシー ト 38に対し てキヤ ビティ外周上端 4 1から上方に向って延びるキヤ ビティ上緣部 42を有するキヤビティ 1 7が上昇すると 共にクランプ 1 9が下降する (第 1 9図 ( a ) :) 。 [0170] ② クランプ 21が下降してシー ト 38をキヤビティ 上緣部 4 2との間に挾持する。 次いでプラグ 1 9が下降 してキヤ ビティ 1 7内に入り始める (第 1 9図 (b ) ) , ③ プラグ 1 9がシ一 ト 38をキヤビティ 1 7内に押 し下げ、 真空 43でキヤ ビティ. 1 7内にシ一 ト 38を吸 引させる。…この際、 シ一 ト 38の厚さ t 3 に比較してフ ラ ンジ部を形成する部-分 1 5の厚さ t 4 が薄く なる (第 1 9図 ( c ) ) 0 [0171] 上記のようにして成型された容器本体 14の部分 1 5 を所定の幅となるように抜く ことにより二重卷締め可能 なブラ ンジを有するプラスチッ ク製容器本体を得る。 [0172] 積層シー ト D - 2を用い、 上記のようにして熱成形し た第 2 0図に示す容器本体 14について熱水充填テス ト を行って、 容器本体 1 4の深さ ίιの収縮率を測定した。 収縮後の容器の深さ を h。 とすると [0173] 収縮率 = (h -!!。 ) — Zh x l O O C%) で表わされ、 測定の結果を下表に示す。 充填熱水温度 [0174] し J [0175] 6 0 7 0 8 〇 9 0 [0176] P E τ / U [0177] ポリマー層比 [0178] 2 0 / 0 (比較例) 2 5 1 2 1 5 [0179] 2 0 / 1 0. 6 4 1 0 1 5 [0180] 1 8ノ 1 0. 5 4 1 0 1 5 [0181] 1 5 / 1 0, 2 2 5 1 0 [0182] 1 0 / 1 0. 1 0. 8 1. 0 1. 5 [0183] 8/ 1 0. 1 0. 4 0. 5 0. 8 [0184] 5 / 1 0 0. 3 0. 4 0. 6 [0185] 2 / 1 0 〇 . 2 0. 4 0. 5 上記の結果より収縮率が Ί: 5 %以下であれば、 実用 - 上問題がなく 、 成形性等を考慮すると、 ポ リ エチ レンテ レフタ レー ト ( P E T) ポリアリ レー 卜 ( Uポリマー) の比が 1 5 : 1〜 5 : 1の範囲にあることが好ま しい。 第 2 0図に示した容器本体 1 4であって層比 8 : 1の 積層シー トを使用したものにオ レ ンジゼリ ーを 8 0。Cで 充填し、 金属蓋 (図示せず) を容器本体 1 4のフラ ンジ 部 1 5に二重巻閉めした金属蓋付容器を製作した。 金属 蓋付容器は 80 °Cでの熱充填にも耐え、 良好な巻締め適 性を示した。 [0186] 4. 3 効 果 [0187] この第 4の実施例によれば、 次のような効果が得られ a ① 容器本体 1 4は、 ポリエチレンテレフタ レ一 ト [0188] 3 3とポリァリ レー ト 3 4とを含む積層シー ト 3 8を熱 成形したものであるので、 ポリエチレンテレフタ レー 卜 単独の成型容器に比較して熱充填時の熱収縮が少なく、 透明性、 強度にも優れている。 [0189] ② 容器本体 1 4は熱成形によつて成形する ものであ るので大量生産に適し、 適当な熱成形方法を選択するこ とによつてフランジ部 1 5を二重巻締め可能な厚さに成 型し、 金属蓋を密封性良く巻締めて食品等の保存等を適 切に行う ことができる。 [0190] § 5 . 金属蓋付容器の第 5の実施例 [0191] (フランジ部が射出成形され-た-積層 小からなる金 属蓋付容器) [0192] 5 . 1 基本的構造 [0193] 本発明に係る金属蓋付容器の-第 5の実施例を第 1図 乃至第 2 3図で説明する。 [0194] 本実施例による金属蓋付容器 1 0は、 第 2 1図に示す ように、 底部 1 4 b、 胴部 1 4 a とを一体に形成し、 胴 部 1 4 の上端周縁に溶着ざれたフラ ンジ部 1 5とよ りなる容器本体 1 4を、 第 2 2図 ( a ) ( b ) に示すよ うにフラ ンジ部 1 5に金属蓋 1 1の周緣部を巻締めて密 封したものである。 [0195] 本実施例の容器本体の成形工程を第 2 3図 ( a ) 〜 ( d ) を参照して述べる。 容器本体 1 4の底部 1 4 b及び胴部 1 4 aは、 第 2 3 図 ( a ) の熱可塑性樹脂シー ト 2 6を公知の真空成形、 圧空成形、 プラグアシス ト成形等の単独、 又は併用によ つて第 2 3図 ( b ) に示すような形状に熱成形後、 第 2 3図 ( c ) のようにカ ツ 卜を行う ことによって得られ る。 熱可塑性樹脂のシー ト 2 6は、 ポリ プロピレン、 ポ リ カーボネー ト、 ポリ スチレン、 ポリ エチレンテレフタ レー ト、 ポリ ビニルクロライ ドなど何れの樹脂であって もよいが、 容器本体 14にガスバリャ性が要求される場 合には、 バリヤ性に優れた樹脂を共押出したり、 ドライ ラ ミ ネ一 トなど公知の方法で積層した積層シー トを使用 すること-ができる 6 -特に食ロロ CT保存用の容器本体 14と し ては、 酸素透過係数が 5 X 1 0 _9以下の、 例えばナイ 口 ン樹脂、 塩化ビニリデン共重合体、 ポリ ビニルアルコー ル、 エチレ ン ビニルアルコール共重合体等を使用し、 前 記の剛性, 強度に優れる前記の樹脂をベース樹脂と し、 ベース樹脂とバリャ性榭脂との接着力が弱い場合は、 酸 変性ポリオレフィ ン等の接着性を有する樹脂を介したり、 ポリ ウ レタン系接着剤で貼着してもよい。 [0196] 次に第 2 3図 ( c ) のようにカ ツ 卜された胴部 1 4 a および底部 1 4 bを射.出成形の金型にイ ンサー ト した後、 フラ ンジ部 1 5のみを射出成型する。 射出成型に使用す るフラ ンジ部 1 5形成用樹脂は、 胴部 1 4 a及び底部 1 4 b と同じか、 接着性のあるものを用いる。 射出と同 時にフランジ部 1 5が形成され、 胴部 14 a , 底部 14 b とも溶着が行われ、 一体化ざれた容器本体 14が得ら れる。 このようにして成型された容器本体 14は、 腩部 14 a, 底部 14 bが必要に応じガスバリャ性を具傭す ると共に寸法安定性の良いフラ ンジ部 1.5が形成ざれ、 該フランジ部 1 5に金属蓋 1 1の周緣部 1 2を卷締める ことにより充分な密封性が得られ、 不良品の生じること がない。 [0197] 5. 2 具体例 [0198] (具体例 5 - 2 - 1 ) [0199] 次に具体例によって、 本実施例による金属蓋付容器に ついて説明する—。一 ― — 一 - ― [0200] ポ リ プロ ピレン Z登録商檫 "ア ドマー" (ミ井石油化 学㈱製) Zェチレン ビニルアルコール共重合体/ "ァ ド マー" ポリプロピレンより構成される総厚味 1. 5 共押出 5層シ一トをフィ 一 ドプロッ ク式 Tダイ成膜機で 得、 コス βミ ッダ形真空成形機 (浅野研究所製) を用い τ; 内径 6 7, 0 mm, 深さ 3 0龍の胴部 14 a , 底部 14 b を第 2 3図 ( a ) 〜 ( c ) のようにして成形し、 日精樹 脂工業株式会社製の射出成形機 (型締力 1 2 0 t ) に上 記のようにして成形した胴部 1 4 aおよび底部 14 bを ィ ンサー ト し、 ポリ ブロピレンを射出成形しフラ ンジ部 1 5を形成し、 第 2 1図に示す容器本体 14を得た。 得 られた容器本体 14に水を充填し、 第 22図 ( a ) (b ) に示すようにセシ トロ ンシーマーでアルミ製の缶詰用金 属蓋 1 1を巻締め、 1 2 0。C , 3 0分間のレ トルト殺菌 を行ったところ、 巻締め状態は良好で、 内容物の漏れ、 容器の変形は全く みとめられなかった。 [0201] (具体例 5 - 2— 2 ) [0202] ポ リ エチレンテレフタ レ一 卜 Z登録商標 " Uポ リ マー" (ュニチカ株式会社, 8 0 0 0番グレー ド) Zポリェチ レンテレフタ レー トより構成される総厚味 1 . ◦ 讓の 3 層シー トをマルチマ二ホール ド形 Tダイ成膜機で成膜し た。 この、ものを用いて (具体例 5— 2— 1 ) に記載と同 様にポリエチレンテレフタレー トを使用してフランジ部 1 5を射出成形によって形成した第 2 1図に示す容器本 体 1 4を得た。 (具体例 5— 2— 1 ) と同様に金属蓋 1 1を巻締め後、 8 0。C, 2 0分間ボイル殺菌したとこ ろ、 巻締め状態は良好で内容物の漏れ, 容器の変形は全 く みられなかった。 [0203] 5 . 3 効 果 [0204] この第 5の実施例によれば、 次のような効果が得られ る o [0205] ① 容器本体 1 4の胴部 1 4 aおよび底部 1 4 bが熱 成形によって成形されるので、 容器本体 1 4内に充填す る内容物に応じて、 任意の特性を備えた積層シー トを選 択する こ とにより、 容器本体 1 4が該積層シ一 トで形成 され、 容器本体 1 4に望ま しいガスバリ ヤ性、 保香性等 を持たせることができる。 [0206] ② 容器フラ ンジ部 1 5は射出成形によって成形され るので成形精度が高く、 金属蓋 1 1の周緣部 1 2の巻締 めに適した形状, 寸法のフラ ンジ部 1 5を形成でき、 巻 締め不良が生じることがない。 [0207] ③ フラ ンジ部 1 5は射出成形時に容器本体 1 4に溶 着され、 一体化されるので、 製造工程が簡単である。 [0208] 6 . 金属蓋付容器の第 6の実施例 [0209] (底部が外方へ突出する凸形状に形成された金属蓋付 容器) [0210] 6: 1 基本構造 [0211] — 本発明に係る金属蓋付容器の第 6の実施例の構造を第 2 4図乃至第 2 9図で説明する。 [0212] 第 2 4図に示された、 本実施例による金属蓋付容器の 容器本体 1 4は、 シー トブランクを用いてィ ンジェク シ ョ ン成形によつて容器胴部 1 4 a , 底部 1 4 bを形成し てなり、 更に熱可塑性樹脂よりなるフランジ部 1 5 , ピ ラー部 2 7 , 底縁部 2 9を有する。 [0213] シ一 トブランクは、 イ ンジェク シ ョ ン成形品を形成す る樹脂と同一か又は熱により融着する熱可塑性樹脂コー 卜を含む構成のガスバリ ヤ性積層シー トが用いられ、 該 積層シー トは金型内にィ ンサー 卜される。 [0214] 容器本体 1 4の形成は、 シー トブラ ンク 2 6を、 底部 1 4 bが凸形状に形成されるよう、 先端の突出した形状 を有する金型のコア 3 ◦に取付けることが重要である。 コア 3 0にバキューム 3 1 に引かれて取付けられたシ一 卜プラ ンク 2 6は、 そのままキヤ ビティ 1 7内にイ ンサ - 卜されて樹脂 28がゲー ト 1 7 a より導入される。 第 2 5図, 第 2 6図にイ ンジェク ショ ン成形の第 1例を示 す。 第 2 7図はイ ンジェク ショ ン成形に用いるブラ ンク 設置のためのコア 3 0の第 2例を示す断面図であって、 該コア 3 0を用いてィ ンジヱク ショ ン成形された底部 1 4 bの断面を第 28図に示す。 [0215] また第 2 9図 ( a ) ( b ) に示すように、 容器本体 1 4は二重巻締めが可能となるようにフ ラ ンジ幅 w5 は 1. 0〜 2. - 5翻, フラ ンジ厚み t F -は -0.. - 2 5〜 - 0. 9腿の範囲であることが好ま しい。 イ ンジェク ショ ン成形に用いる樹脂と しては、 ポリ プロピレン, ポリエ チ レ ン, ポ リ スチ レ ン、 ポ リ カーボネ——卜, ナイ 口 ン, ポリエチレンテレフ夕 レー ト等が挙げられる力 <、 一般的 に熱可塑性樹脂であればどのような樹脂であつてもよい。 上記のようにして得られた本発明の二重巻締め可能な ウラ ンジ部 1 5を有し、 ガスバリ ヤ性のシ一 卜ブラ ンク を含むように形成されたブラスチッ ク製容器本体 1 4は、 底部 1 4 bのシー トプ.ラ ンク 2 6が凸形状に形成され、 該凸形状の底部 1 4 bは、 二重巻締め時の容器内の減圧 により容器内部に引込まれ、 内部に向って突出する。 [0216] 即ち、 第 2 9図 ( a ) に示すように内容物 4 5を充填 した容器本体 14は、 金属蓋 1 1の周縁部フランジ部 1 5に 4 0 cmHg下で二重巻締め後常圧下に戻すと、 底部 14 bの形状が第 29図 ( a ) から第 2 9図 ( b ) に示 すように変形する。 このように変形することにより容器 本体 1 4全体の形状が変形する'のを防止することができ る α [0217] 6. 2 具体例 [0218] (具体例 6— 2— 1 ) —— [0219] 次に具体例によつて、 本実施例による金属蓋付容器に ついて説明する。 [0220] シートブランクと して、 [0221] ポ リ プロピレン- ( 0 Ρ Ρ ) リ-プロゼ-レン Ζ接着層 [0222] /ェチレン ニルアルコール共重合体/接着層 Ζポリ プ ロビレン , [0223] により構成されだ厚さ- Ο 4mmの積層シー トを用い、 第 2 5図, 第 26図に示すような金型を使用し、 ポリプロ ビレン榭脂を用いてィ ンジヱク ショ ン成形を行った。 得 られた容器本体 14は、 厚み 0. 5麵, 幅 1. 8顏のフ ラ ンジ部 1 5を有し、 底部 14 bが容器外部に向つて突 出した凸形状に形成されたものであった。 水をへッ ドス ペース高さ 4 mmとなるように上部に空間を残して充填し、 金属蓋 1 1を 4 ◦ cmHg下で真空巻締めを行った。 [0224] 巻締め後の容器本体 14は、 底部 14 bが凹んだ以外 は形状に変化がなく、 容器全体としての形状が確実に保 持された。 本容器を 1 2 0。Cで 3 0分レ トル ト殺菌した 後も、 変形等は認められなかった。 [0225] 6 . 3 効 果 [0226] この第 6の実施例よれば、 次のような効果が得られる, 容器本体 1 4の底部 1 4 bのシー ト ブラ ンク 2 6が容 器外部に向って突出する凸形状に形成されたものである ので、 金属蓋 1 1の周縁部 1 2をフラ ンジ部 1 5に真空 巻締めを行う際に、 凸形状に形成された底部 1 4 bが減 圧によって容器本体 1 4内部に引込まれ、 容器本体 1 4 内部に向って凹形状となることによって容器本体 1 4の 形状が他の部分で変形するのを防止できる。 [0227] § 7 . -金属蓋付容器の第 7の実施例 [0228] (容器本体がリ プを有する金属-蓋付容器) [0229] 7 , 丄 ¾ 構 [0230] 本発明に係—る金属蓋付容器の第- 7の実施例の構造を第 3 〇図乃至 3 8図で説明する。 [0231] 本実施例による金属蓋付容器の容器本体を第 3 0図に 示す。 容器本体 1 4はフラ ンジ部 1 5の下方に容器本体 1 4内側面に突出する リ ブ 5 0を有する。 このようなリ ブ付き容器本体 1 4を熱成型法によつて製造する方法を 第 3 1図乃至第 3 4図を参照して説明する。 [0232] ( 1 ) キヤ ビティ 1 7内部に熱可塑性樹脂シー ト 2 6をプラグ 1 9により押し込む (第 3 1図) 。 或る程 度まで押し込んだら圧空エアをふく。 この場合圧空のか わりに真空としてもよく、 又は圧空, 真空の併用でもよ い。 [0233] (2 ) 圧空, 真空によりキヤ ビティ 1 7の内壁面に シー ト 2 6が押圧される。 このタイ ミ ングは成形が精度 よく行えるタイ ミ ングセ行う (第 3 2図) 。 [0234] ( 3 ) プラグ 1 9が落下すると同時にプラグ 1 9上 部に設けられている段部 a , bがシ一 トに圧接するよう に進入する。 [0235] 段部 aは、 下記に規定するク リアランス cがキヤ ビテ ィ 1 7とプラグ 1 9の段部 aとの間に生じるように形成 されている。 [0236] キヤ ビ亍 1· - に-設けられた段部 aにより シ— ト 26 が押圧され、 リ ブ 5 0が形成される。 一方、 キヤ ビティ 1 7に設けられた段部 bによってシー ト 26が押圧され、 リ ブ 5 1が形成ざれ-る—(第 3 3図) 。 [0237] (4 ) 上^のようにして基本的成形を終了したらリ ブ 5 1の内側 (矢印 5 2) で抜き、 目的とする容器本体 14を得る (第 34図) 。 [0238] 上記 ( 1 ) 〜 (4 ) の成形工程による容器製造におい て使用する熱可塑性樹脂シー ト 2 6の厚み t とク リアラ ンス c とを変化させた場合、 形成される リ ブ 5 0の伏態 を調べて第 3 5図に示した。 第 3 5図のグラフにおいて c と tが曲線 o — oで表わされる関係にある場合、 リ ブ の状態が良好であり、 この関係は次式で表すことができ る o [0239] 0. 1 ≤ t - c ≤ 0. 3 (mm) [0240] 即ち、 シー トの厚みからク リ アラ ンスの幅を引いた値 が 0. 1 〜 0. 3 ramであることが望ま しい。 この場合、 リ ブ 5 0の高さ h i と リ ブ上部の容器側面の厚み h 2 は、 第 3 6図において ェ = h o にすると得られた容器本体 1 4は良好な剛性と成形性を示す。 [0241] シ一 ト厚み t とク リアラ ンス cの関係においてシ一 ト 厚み tが厚く てク リ アラ ンス cが小さい場合、 即ち第 3 5図 X — Xの下方領域においては h i > > h 2 となつ て、 リ ブ高さ h ^ がフラ ンジ側部厚み h 9 より各段に大 き く なると、 容器剛性が劣り、 多量の樹脂が,ナブ形成-に- · あたって押し出されると リ ブの形状がくずれてしま う。 —方、 シー ト厚み tが薄く 、 ク リ アラ ンス cが大きい場 合、 即ち第 3 5図 X — Xの上方領域においては、 h 2 [0242] > > h { となってフラ ンジ側部厚み h Q が厚く なり、 リ ブ高さ h 2 が低く 、 容器に充分な剛性'を付与することが できない。 [0243] 本実施例においては、 リ ブ 5 ◦を容器本体 1 4の内側 面に設けることにより ヒ一 ト シールの際のフラ ンジ幅を 狭く することもできる。 第 3 7図および第 3 8図に示す ように、 同一のシー ト シ一ル幅 dを確保するのに、 リ ブ 5 〇が容器外側面に設けられていると、 'ヒー ト シールの リテーナー 5 3にリ ブ 5 ◦が当接し、 フラ ンジ幅 dをリ ブ分 eだけ広くする必要が生じるが、 リブ 5 0を容器内 側面に設ければそのような不都合がない。 又、 本実施例 の容器本体 1 4の製造においては、 更にリ ブ 5 1を形成 することが好ま しく、 プラグ 1 9に設けた段部 bによつ て容器本体 1 4のフラ ンジ部 1 5を押圧することによつ てフラ ンジ面が安定で平滑となり、 金属盞の周緣部との ヒー 卜 シールが確実になされる。 [0244] 7 . 2 具体例 [0245] 次に具体例によって本実施例による金属蓋付容器につ いて説明す.る。 [0246] (具体例 7 - 2 - 1 ) [0247] 厚さ 1 . 2 ramの tポリスチレン) シー トブ ンクを上 端部直径 6 O mm , 底面直径 5 5 mm , 深さ 6 0觀のカップ 状キヤ ビティ を用いて成型を行った。 [0248] 先ず、 ク リ アラ ンス 2 c -—1 . 0 fflmにて上記のような 方法で成型した容器本体を 1 4 Aとする。 容器本体 1 4 Aにおいて h i = 0 . 5 mm , h 2 = 0 . 4 mm, 即ち リ ブ 5 0の高さは◦ . 5删であつた。 [0249] 比較のため、 従来法により成型して容器本体 1 4 Bを 得た。 リ ブ 5 0を有しない容器本体のフラ ンジ部 1 5下 方における側面の厚み.は h 2 = 0 . 8であった。 [0250] 容器本体 1 4 A , 1 4 Bを比較すると下表のようであ り、 容器本体 1 4 Aは容器本体横方向から容器本体側面 に加えた力に対する剛性, シール安定性共に優れている ことが判明した [0251] [0252] 7 [0253] この第 7の実施例によれば、 次のような効果が得られ る [0254] リ ブ 5 0を容器本体 1 4のフラ ンジ部 1 5下方の内側 面に円周状に設 ること こ-^つで、 '成型—に使用する熱可 塑性樹脂シー ト 2 6の厚さを変えることなく、 容器本体 1 4横方向から容器本体 1 4側面に加えられる力に対し て優れた剛性を有し容器本体 1 4の変形を防止すること ができる。 [0255] 7 . 4 容器本体がリ ブを有する金属蓋付容器の他の実 施例 [0256] 第 3 9図および第 4 0図に容器本体がリ ブを有する金 属蓋付容器の他の実施例を示す。 [0257] 第 3 9図は容器本体 1 4の底面図の下半分を示す図で あり、 第 4 0図は容器本体 1 4の底面部分を示す側面図 である。 第 3 9図および第 4 0図に示すように、 容器本 体 1 4の底部 1 4 bには多数の同心円状に形成された環 状溝 5 5からなるリ ブが設けられている。 また容器本体 1 4の胴部 1 4 aの下部は 8等分され、 各分割された部 分に凹凸部 5 6よりなる リブが、 設けられている。 [0258] 本実施例のブラスチツ ク製容器本体 1 4は、 フラ ンジ 部 1 5に金属蓋 1 1の周縁部 1 2を減圧下で巻締めする と、 減圧により容器本体胴部 1 4 aに設けた凹凸部 5 6 の凹部分が更に内部に引込まれて減圧分を吸収するので、 容器本体 1 4全体としての変形が防止される。 また、 容 器本体底部 1 4 bに環状溝 5 5を設けた場合は、 容器本 体底部 1 4 bが巻締め時の減圧により容器本体 1 4内部 に向つて引込まれることによつて滅圧分を吸収するので 容器本体: T4の変形を〜防-止する とがで る- 0 [0259] § 8 . ― 金属蓋付容 の第 ¾の実施例 [0260] (フラ ンジ部の形状に特徵を有する金属蓋付容器) 8 . 1 フランジ部がプラスチック製円筒体の両端を外 方に広げて形成された金属蓋付容器の基本構造 第 4 1図および第 4 2図にブラスチック製の円筒体の 両端からフランジ部を形成した金属蓋付容器 1 ◦を示す。 [0261] 第 4 1図に示すように、 上端部と下端部の口径が等し い容器本体 1 4はブラスチックで形成され、 容器本体 1 4の上端及び下端の.フラ ンジ部 1 5には金属蓋 1 1の 周緣部 1 2がそれぞれ卷締められている。 このような容 器の製造法を工程順に説明する。 [0262] 第 4 2図 ( a ) に示す円筒体 6 0は、 パイプ状ダイス より樹脂を溶融押出し、 真空チャ ンバ一内で真円性を出 し、 冷却後切断して円筒状とする。 使用する樹脂は熱可 塑性のポ リ エチレン, ポ リ プロ ピレン, ポ リ スチレン, ポ リ エチレ ンテレフタ レー ト等が挙げられる、 又、 内容 物の保存性を高めるため、 酸素バリヤ性のよい、 ナイ 口 ン, 塩化ビニリ デン共重合体, エチレン ♦ ビニルアルコ ール共重合体などを共押出し法で積層すると保存性の向 上が著しい。 このような積層において、 主体となる樹脂 とバリャ性樹脂は相互の接着が悪い場合が多く、 そのよ うな場合には、 酸変性ポ リオ レフィ ン, エチ レ ン酢酸ビ ニル共重合体などを接着層とすればよい。 容器に対する ガスバリヤ性の要求度合に応じて、 ナイ ロ ン, 塩化ビニ リ デン共重合体, エチ レ ン · ビニルアルコ ル共重合体 を随時選択使用する。 溶融, 押出されたパイプ状樹脂は、 —定長さに輪切りにして円筒体 6 0を得る。 次いで、 加 熱型により第 4 2図 ( b ) に示すように両端部を広げて フラ ンジ部 1 5を形成する。 フラ ンジ部 1 5の角度は水 平から 4 5 ° 位が好ま しい。 軟らかい樹脂の場合は、 角 度は 4 5。 より大き く てもよいが、 硬い樹脂程水平に近 い方が望ま しい。 これは巻締め時にフランジ部 1 5が割 れ易いためである。 容器本体 1 4の両端にフラ ンジ部 1 5を形成後、 先ず片側のフラ ンジ部 1 5に金属蓋 1 1 の周緣部 1 2を巻締め、 内容物を充填後に他側のフラ ン ジ部 1 5に金属蓋 1 1 の周緣部 1 2を巻締める。 (具体例 8— 1 - 1) [0263] 3種の材料を 5つの層として押出す 3種 5層のパイプ 押出機で [0264] ポリ プロビレン ( 350 ) /接着性樹脂 (30 ^) Ζエチレン · ビニルアルコール共重合体 ( 50 ) /接 着性樹脂 ( 3 0 ) /ポ リプロ ピレン (350 ^ ) の辻 様で内径 65翻 øで共押出し、 輪切りにして長さ 83ram の円筒伏の容器本体 14とした。 次いで容器本体 14の 片側を加熱した円錐金型 (図示せず) で加圧してフラ ン ジ部 1 5を形成した。 容器本体 14の他端も同様に加圧 してフランジ部 1 5を形成した。 片側に缶詰用金属蓋 一 1 1 Γ呼称 2 1-の周緣部 1 2をセミ 卜ロ ンシーマ―で 二重巻 Tめじた。 容器を反転して水を満杯となるように 充填し、 同様に金属蓋 1 1の周縁部 1 2を二重巻締めし —た。 密封した容器を口 "" トマ一ト开 レトルト釜 (西独, ス ト ッ ク社製) にて熱水 1 20 °C, 30分間の殺菌を行 つたが、 結果は良好であつた。 [0265] (具体例 8— 1— 2 ) [0266] ポリェチレンテレフタ レ一 ト 700 の単層よりなる 円筒を容器本体 14として、 他は (具体例 8— 1 - 2) と同様に加工処理してバターピーナッツを充填し、 脱酸 素剤 (商品名 "エージレス- ) を同封して密封した。 容 器は透明であつて剛度もあり、 保存性も良好であった。 (具体例 8— 1 - 3 ) [0267] ポ リ エチレンテレフタ レー ト ( 3 0 0 ^ ) ポ リ ア リ レー 卜 ( l O O ) ポ リ エチレンテレフタ レ一 ト ί 3 0 0 を用い、 (具体例 8— 1 一 3 ) と同様にし て容器本体 1 4を得、 これを加工して片側に金属蓋 1 1 の周緣部 1を二重巻締めし、 ゼリーを充填して他端も金 厲蓋 1 1の周縁部 1 2で巻締め密封した。 レ トル ト釜で 8 5 °C, 1 5分間の殺菌処理を行つたが結果は良好であ つた。 尚, ポリアリ レー トはュ二チカ株式会社製、 商品 名 " Uポリマー" を使用した。 [0268] 8 - 1 - 4 効 果 [0269] 本実施例によれば、 パイプ押 *法に-よつ-て作成-された 円筒体 6 0を用いて、 容易に容器本体 1 -4を製造するこ とができる。 [0270] 8. 2 フラ ンジ部上に金属蓋のイージーオープン用ハ ーフカ ツ ト線を設けた金属蓋付容器の基本構造 第 4 3図にフラ ンジ部上に金属蓋のイージーォ,プン 用ハーフカ ツ ト線を設けた金属蓋付容器 1 0を示す。 金 属蓋付容器 1 0は、 プラスチッ ク製容器本体 1 4のフラ ンジ部 1 5に、 金属蓋 1 1の周縁部 1 2を巻締めて形成 したものである。 金属蓋 1 1 には、 容器本体 1 4の胴部 1 4 aの上端内径 64より外側 6 3にイ ージーオープン 用ハーフカ ツ 卜線 6 1が設けられている。 [0271] また、 フラ ンジ部 1 5は容器本体 1 4の胴部 1 5 a上 端から外側に向う段部 1 5 aと、 この段部 1 5 aから上 方へ伸びる巻締部 1 5 b とからなっている。 [0272] 金属蓋 1 1はアルミ, ブリキ等よりなり、 厚味は 0 , 2〜 0 , 3龍が好適である。 金属蓋 1 1は必要に応 じ外側になる面と汚れ防止の ト ップコー ト、 内側には腐 蝕防止と食品に直接接触するので変質防止のため、 ェポ キシ系樹脂, ビニル系樹脂等がコ一ティ ングされる。 金 属蓋: 1 1に設けられたィ一ジ一オープン用ハーフカッ ト 線 6 1は、 所諝フルオープン型が望ま しい。 [0273] プラスチック製容器本体 1 4は、 熱可塑性樹脂による 射出成形の他、 一旦シ— トを形成後真空成形のような熱 成形で成形しでもよい。 容器本体—!: ' 4- 材料は、 単層の 樹脂でも、 また、 バリヤ性, 耐熱性などの要求度合に応 じてそれぞれの性質を持つ樹脂を適宜積層した多層の樹 脂材料であってもよい。 使用出来る—樹脂ど—じては、 例え ばポリ プロ ピレン, ポリスチレン, ポ リエチレンテレフ タレー ト, ポリ塩化ビニル等が挙げられる。 [0274] 多層の樹脂材料としては、 [0275] ポリ プロ ピレン/接着層/エチレン · ビニルアルコ一 ル共重合体 Z接着層 Zポリ プロ ピレン ; [0276] ポリ スチレン/接着層 Zエチレ ン ♦ ビニルアルコール 共重合体 Z接着層ノポリ スチレン ; [0277] ポ リ エチレンチレフタ レー ト zポ リ アリ レー ト Zポリ ェチレンテレフタ レ一 卜 などが挙げられる。 [0278] 上記単層の樹脂材料を使用する場合は Tダイ法で成膜 し熱成形するか、 射出成形により公知の方法で成形を行 い、 多層の樹脂材料を使用する場合は共射出成形又は共 押出 Τダイ成膜後熱成形する等の方法セ成形する。 [0279] 成形された容器本体 1 4は内容物を充填し、 セミ オー ト シ一マー等で卷締めする。 巻締めは二重巻締めの他、 —重巻締めであってもよい。 ― 本実施例においては、 容器上端に巻締められた金属蓋 1 1のイージーオープン用ハーフカ ツ 卜線 6 1が容器本 体 1 4の胴部 1 4 a上端の内径 6 4より外側 6 3に設け られている。 従って、 金属蓋 1 1 に設けられたタブ (図 示せず) を引いて開缶し、 容器本体 1 4上端を覆ってい る金属蓋 1 1のイージーオープン用ハーフカ ツ ト線 6 1 の内側部分を取除いた場合、 容器本体 1 4に付着してる フラ ンジ部 1 5に巻締められた金属蓋 1 1 の切断端は、 容器本体 1 4の胴部 1 4 a上端の内側面より外側に位置 する。 このため、 容器本体 1 4を反転してゼリーやプリ ン等の内容物を皿上に取出す際に内容物が切断端に触れ ることがなく 、 簡単に取り出すことが出来る。 また、 開 缶後に該金属蓋 1 1 の切断端は容器本体 1 4に続いて設 けられたフラ ンジ部 1 5の段部 1 5 a上にあるので、 指 等を傷つける恐れがない。 — — [0280] § 9 . 金属蓋付容器の製造方法 [0281] 9 . 1 基本原理 [0282] 本発明に係る金属蓋付容器の製造方法の第 1の実施例 を第 4 4図乃至第 5 0図に示す。 - まず容器本体 1 4の製造工程の概略を第 4 4図に示す。 工程 (A ) [0283] 一般的な熱成形法により、 容器形成に必要な厚みを有 するプラスチッ ク シー ト 7 1を加熱 7 2 し、 金型 7 3を 用いて一般的な成形法により成形品 7 4を成形する。 成 形方法は、 圧空成形, 真空成形又—はその併用の何れであ つてもよい。 得られた成形品 7 4を構成する 1個の容器 1 " 4 新 Mほ、一第 ¾ 6 Tに示す一よう—に容器本体 1 4 の胴部 1 4 a, 底部 1 4 bは二重卷締め時に加えられる 圧力に充分耐える厚みと強度を有しているが、 フランジ 部 1 5は厚み t 6 が大き過—ぎて二重巻締めには適さない。 また、 容器本体 1 4の内径は £ 6 、 高さは hとなってい 容器本体 1 4を形成するプラスチッ ク シ一 ト 7 1は、 食品保存用容器を製造する場合は、 酸素ガス, 水蒸気の 透過率が少なく なるように構成されたプラスチッ ク積層 シー トを使用する。 食品保存用容器 (容積 1 0 O cc) と しては、 容器の酸素ガスバリャ性が 0 . 8 eeZ 1 0 0 cc • 2 4 hrs . atm ( 2 0 °C, 9 0 % RIO 以下であり、 Hつ 0バリヤ力 〇 . 2 g / 1 0 0 cc · 24 hrs. a tin ( 4 〇。C, 9 0 %I H) 以下であることが望ま しい。 [0284] 工程 ( B ) [0285] 工程 (A) において成形された成形品 74を熱プレス してフ ラ ンジ厚み t 6 を薄くすると同時に精度を向上さ せる。 即ち、 成形された容器本体 1 4を第 4 7図 ( a ) に示すようにキヤ ビティ 7 9内に入れる。 キヤ ビティ 7 9内は加熱されており、 さ らに離型性を良くするため に、 表面はテフ ロ ン加工等の処理がなされている。 次い で上部より加熱されたプラグ 8◦が下降し、 フラ ンジ部 1 5を押潰す (第 4 7図 ( b ) ) 。 プラグ 80の駆動は 油圧でもエアー圧でも良い。 - - フ ラ ンジ部 1 5が所定の厚さになつた時点で、 ブラグ 80は上昇し、 プレスによるフラ ンジ潰しは終了する。 フラ ンジ部 1 5の厚み t 7 は 0. 2 5〜 0. 9 ramとする ことが好ま しい。 熱プレス成形時の一般的なク リアラ ン スは、 フラ ンジ部 1 5の厚み t 7 力く 0. 5 ram, フラ ンジ 下部 8 1の厚みは 0. 8賴に設定される。 [0286] また、 第 4 7図 ( a ) ( b ) に示すように、 上記プレ ス時にフラ ンジ下の容器胴部 1 4 a又は底部 1 4 b等に 印刷されたラベル 8 2等をキヤ ビティ Ί 9内に挿入して フラ ンジ形成と共にラベル 8 2を融着すること もできる c ラベル 8 2は、 先に成形した容器本体 1 4 と同一の樹脂 又は熱により融着できる層をラベル 8 2内層に位置させ て容器本体 1 4上に融着せしめる。 [0287] 工程 ( C ) [0288] 工程 ( B ) において第 4 8図に示すように、 フランジ 部 1 5を所定の厚みに調整した成型品 7 4は、 刃 8 3を 有するプラグ 8 4によ-つてフランジ幅 w„ が所定の幅と なるように抜かれる。 フラ ンジ幅 w n は一般的に 1 . 〇 〜 2 . 5腦である。 この抜きの工程は、 上記工程 (B ) と合わせて行なう こともできる。 即ち、 第 4 9図に示す ようにプラグのプレス面に刃 8 5をつけたプラグ 8 6を 使用すれば、 工程 (B ) , CC ) を同時に行なって目的 とする容器本体 1 4を製造することができる。 [0289] - このよ う にして.形成された容器.本体 1 の:フラン.ジ部 1 5に金属蓋 爵蓊 -部を巻締めて-金属蓋付—容器が形成さ れ [0290] なお、 成形品 7 "からフラ ンジ部 1 5を切断する方法 と して、 第 5 0図に示すように同一外径を有するキヤ ビ ティ 7 とプラグ 8 0との間に成形品 7 4を挾んで熱プ レスしフラ ンジ部 1 5を所定の厚みとし、 冷却後キヤ ビ ティ 7 9の外径に沿ってシュア刃 8 7を上方へ移動させ て切断してもよい。 この場合は、 同一外径を有するキヤ ビティ 7 9 とプラグ 8.0との間に成形品 7 4を挾持する ので、 フランジ部 1 5を精度良く 切断することができる ; . 2 具体例 [0291] (具体例 9 一 2 - 1 ) ポ リ プロ ピレンノ接着層ノエチレン ビニルアルコール 共重合体/接着層 Zポ リ プロ ピレンよりなり、 各層の厚 さ力《、 64 0 ί« //4 0 ΰ /4 0 ^ /4 0 ^ / 64 0 ^ 全体の厚さが 14 0 0 である積層シー トを用い、 第 4 6図において Λ = 6 5 mm, h = 3 0. 0画, t β = 1 3 0 0 ^の寸法を有する容器を加熱成形した。 成形 は、 プラグアシス ト圧空成形によって行なった。 [0292] 次いで、 熱プレスを行なってフラ ンジ厚み t 7 = 5 0 0 とすると同時に、 印刷されたボリエチレンテレ フタ レー ト /ポ リ プロ ピレン Zポ リ プロ ピレン (キャス ト) カ《 1 2 ^ / / 1 0 0 ノ 6 0 の厚みをもって積層さ れたラベル 8 2を金型—内に揷入-して—容器胴部' 1 4- a-に融 着せしめた。 [0293] フラ ンジ厚みを所定の寸法に調整した容器本体 1 4は、 フラ ンジ幅 w。 = 2. 0 ramとなるように抜いた。 得られ た容器本体 1 4に水を充填し、 金属蓋の周縁部をシーマ 一にて容器フラ ンジに二重巻締めした。 これを 1 2 0 °C で 3 0分間レ トル ト殺菌を行なつたが容器の形状, 内容 物の保存状態に変化はなく 、 良好な結果が得られた。 [0294] 9. 4 効 果 [0295] この製造方法によれば、 次のような効果が得られる。 熱成形法により積層シー 卜から容器本体 1 4を成型し、 次いでプレス熱成型によってフラ ンジ部 1 5の厚みのみ を二重巻締めに適した厚さに調整する ものであるので、 — 一 [0296] 大量生産に適すると共に、 フランジ部 1 5の厚みを任意 にしかも正確に設定することができる。 [0297] 9 . 5 金属蓋付容器の製造方法の他の実施例 [0298] 金属蓋付容器の製造方法の他の実施例を第 5 1図 ( a ) ( b ) ( c ) に示す。 [0299] 本発明の方法を工程順に説明する。 [0300] 第 5 1図 ( a ) に示したフラ ンジ 1 5を有するプラス チッ ク製容器本体 1 4は、 熱可塑性樹脂によってシーテ イ ング, 熱成形, 射出成形等公知の方法によって成形さ れたものを用いる。 ガスバリヤ性や耐熱性の向上のため には、 ガスバリヤ性の高い-ェチレン · ピニルアルコール 共重合体 V 塩化 ニ—リデン共重合体,—ナイ ロ ン等の樹脂 - 及び耐熱性の良好なポリァリ レー トのような樹脂を含む 多層より構成された積層シー トを使用する。 このような 多層シー トとしては、 例えばポリプロビレン 接着層 Z エチレン ♦ ビニルアルコール共重合体 Z接着層/ポリ ブ ロ ビレン ; ポリ エチレンテレフタ レ一 卜/ポリ アリ レー ト Zポリ エチレンテレフ夕 レー トが挙げられる。 この場 合は、 積層又は多層共押出し法等によって得られたシー トを熱成形法によって容器本体 1 4とする。 容器本体 1 4が単層のプラスチツ クである場合は、 熱成形の他に 射出成形で成形してもよい (工程 ) 。 次に第 5 1図 [0301] ( b ) に示すように容器本体 1 4に内容物 9 0を充填し てフランジ 1 5に金属蓋 1 1 の周緣部 1 2を巻締める (工程 Π ) 。 巻締めはセ ミ ト ロ ン シーマー, o型シーマ 一など缶詰の巻締め機を使用する。 巻締めは、 一重卷締 め, 二重巻締めの何れであってもよい。 次いで第 5 1図 [0302] ( c ) に示すように、 巻締め後熱処理を行って本発明の 球状容器本体 1 4とする (工程 m)。 [0303] 熱処理は、 温度の調整が重要である。 熱処理は容器本 体 1 4を構成するプラスチッ クのガラス転移点以上であ つて、 融点以下の温度で行う。 例えば、 ポリエチレンテ レフ夕 レー 卜の容器本体 1 4を用いたものは、 80 °C以 上で熱水等により処理するとポリエチレンテレフ夕 レー 卜のガラス転移点 (T^ = 8 1 'C ) 以上で軟化する。 こ の段階では-、 ·容器本体 1 4の強度は或る程度は残つてお り、 容器本体 14自体が破壌することはない。 容器本体 1 4はこの状態で、 容器本体 14全体が最少表面積とな る力が作用し、 真球状に変形がなされる。 融点以上に温 度が上昇すると容器本体 1 4は破壊されてしま う。 [0304] (具体例 9一 5— 1 ) [0305] 1 , 0 0 0 / のポ リ エチ レ ンテ レフ 夕 レー ト フ イ ノレム を Τダイ法で成膜し、 真空圧空成形によって内口径 6 6 ram, フ ラ ンジ幅 1. 8翻, 深さ 3 0蘭の容器を作り、 水 を 1 0 ◦ cc (満杯) 入.れてセミ ト ロンシーマーで二重巻 締めした。 これを熱水式のレ トル ト殺菌釜 (西独連邦共 和国, ス ト ッ ク社製) で 8 5で, ' 3 0分間熱処理し、 冷 却後取出したところ第 5 1図 ( c ) に示すような略真球 状容器本体が得られた。 [0306] (具体例 9一 5— 2) [0307] ポリ エチレンテレフタレー ト (500 ) /ポリ アリ レー ト ( 1 00 f /ポリェチレンテレフタ レー ト ( 500 ) よりなる積層シー トを用い、 加熱温度 [0308] 1 1 5°C, 加熱時間 30分間とする以外は (具体例 9一 5— 1) と同様にして処理をしたところ, 第 5 1図 (c ) に示すような略真球状容器本体が得られた。 [0309] (具体例 9— 5— 3 ) [0310] ニ轴延伸ボリスチレン (500 ) 接着層 (30 it) /エチレン * ビニルアルコール共重合体 し 50 ) Z接 着層 (3 CT ^丁ブニ軸延伸ボリ スチレン (500 ) よ りなる積層シー トを用い、 二重卷締後の加熱温度 80 °C, 加熟時間 30分間とする以外は (具体例 9— 5— 1 ) と 同様の方法にょり、 略半球状の容器本体が得られた。 [0311] 9 - 5— 4 効 果 [0312] 本実施例によれば、 従来製造が極めて困難であつた略 真球状の容器本体 14を非常に簡単な工程で製造するこ とができ、 このものは別工程で脚部を成形し、 脚付の容 器本钵 14とすれば、 意匠効果に優れた容器とすること ができる。 又、 略半球状の容器本体 14は、 蓋をフルォ —プンェン ド化すれば内容物 90をそのま 、取出すこと が極めて容易で、 皿に盛った場合の外観もよい。 § 1 0. 金属蓋付容器の製造装置 [0313] (容器本体成形用金型) [0314] 1 0. 1 基本原理 [0315] 本発明に係る金属蓋付容器の製造装置の実施例を、 第 1 9図および第 52図乃至第 54図で説明する。 [0316] 金属蓋を巻締めて密封されるプラスチッ ク製の容器本 体 14を補助プラグ法による熱成形で製造する工程を第 1 図で説明する。 [0317] ① まず、 加熱されたシー ト 38に対してキヤ ビティ 外周上端 4 1から上方に向って延びるキヤ ビティ上緣部 [0318] 4 2を有するキヤ ビティ 1 7が上昇すると共にク ラ ンプ [0319] 2 1が下降する。 [0320] ② クラ ンプ 2 1が下降してシー ト 38をキヤ ビティ 上緣部 4 2との間で挾持する。 次いでプラグ 1 9が下降 してキヤ ビティ 1 7内に入り始める。 [0321] ③ プラグ 1 9がシー ト 38をキヤ ビティ 1 7内に押 し下げ、 圧空真空 43でキヤ ビティ 1 7内にシー ト 38 を吸着させる。 この際、 シー ト 38の厚さ t 3 に比較し て容器フラ ンジ部を形成する部分 1 5の厚さ t 4 が薄く なる。 上記のように二重巻締めが可能なフラ ンジを形 成するには、 シー トの厚さ t 3 及び容器本体の側部、 底 部に比蛟してフラ ンジ部 1 5の厚さ t i を薄く すること が重要である。 本実施例においてキヤ ビティ上縁部 42 の上方へ向って傾斜する角度 と、 キヤ ビティ外周上端 4 1からクランプ 2 1の内周面まで距離 を、 特定の範 囲で選択することによってフラ ンジ厚さ t 4 を二重巻締 めに適した厚さとすることができた。 [0322] 金型の全体の構造を示す第 1の実施例を第 5 2図に示 す。 本実施例においては、 シー 'トを挾持する個別クラン プ 1 0 5がまずシリ ンダー 1 0 9によつて駆動され、 シ ー トをキヤ ビティ上緣部 1 0 3との間に挾持した後にプ ラグ 1 0 6が下降する。 ブラグ 1 0 6は金型 1 1 1 と一 体に構成ざれ、 1 1 0より圧空エアーが吹込まれ、 1 0 7より真空排気される。 1 0 2はキヤ ビティ 1 04の外 周上端である。 [0323] 第 2の実施例を示す第 53図においてはクランプ [0324] 1 2 5は金型 1 3 : L 一部として構成ざれている。 金型 1 3 1が閉じてシー トをクランプ 1 2 5とキヤ ビティ上 緣部 1 2 3どの間に挾持した後にプラグ 1 26がシリ ン ダー 1 2 9によって駆動され、 シー トをキヤ ビティ 1 24に押付ける。 次いで圧空エア一 1 3 0が吹込まれ、 1 2 7より真空排気される。 第 1 , 第 2何れの実施例で あってもシー トを挾持後プラグが下降してシー 卜をキヤ ビティ 内に押込むものであればよい。 [0325] 上記第 1の実施例の金型を使用し、 t 3 = l . 3 ramの ポリプロピレンシー トを用い、 キヤ ビティ上緣部の傾き Θ . キヤ ビティ外周上端からクランプの内周面までの距 離 、 フラ ンジ厚さ t 4 の関係を調べ、 その結果を第 5 4図に示した。 二重巻締めに適するフラ ンジ厚さ t 4 は 一般に 0. 4 rara < t 4 く 0. 7 ramであり、 第 5 4図のグ ラフにおいて t の好ま しい範囲 Dに対応する J の範囲 Lは 5删 く く 2 0删、 は 5。 < < 4 0 ° である こ とがわかる。 尚、 グラフ中の曲線 A〜 Gは下記の 0に設 定したキヤ ビティ を用いて測定されたものである。 [0326] 成形されたプラスチッ ク容器本体の形状は、 深さ と 直径 Yとが Y Z—X ½ 2程度のものであり、 通常二重巻締 めに耐える強度を有す-る容器-を形成するためにはシー 卜 の厚さ t 。 は 〇〜 1 . 6麵程度が好ま しく、 このよ うな厚さのシー トを使用し、 上記 0 と ΰ の範囲の金型を 使用すれば、 二重巻締めに適したフラ ンジ厚み t , が 0 , 4く dく 0. 7である容器を成型するこ とができる。 [0327] 1 0. 2 具体例 [0328] 第 5 2図に示した金型を使用し、 シー ト厚さ t [0329] 3 [0330] 1 . 3删ポ リ プロ ピレ ンシー トを用いてて S 2 0 [0331] 5 = 1 0 ramで成形したところ、 フラ ンジ厚み t Λ = [0332] 0. 5 ramのプラスチッ ク容器が得られた。 該容器本体 1 4のフラ ンジ部 1 5に金属蓋 1 1 の周縁部 1 2を二重 巻締めした。 ミ ー ト ソースを充填し、 1 2 5 °Cで 3 0分 間レ トル ト殺菌を行ったところ容器の形状に変化がなく 保存性良好なプラスチック缶が得られた。 [0333] 1 0 , 4 効 果 [0334] この製造装置によれば、 次のような効果が得られる。 [0335] ① 本実施例による金型を使用して、 シー トの厚さ t 3 = 1 . C! 〜 1 . 6 ιηώのプラスチッ ク シー トを熱成形 すれば容器本体 1 4のフラ ンジ部 1 5の厚さ t Λ が [0336] 0 . 4 mmから 0 . 7 腿程度となり、 金属蓋 1 1の周緣部 を二重巻締めして簡単に金属蓋付容器を製造することが できる。 [0337] ② 本実施例による金型を使用すれば、 一つの金型を 使用するのみでフランジ部 1 5の厚さを薄くすることが でき V-プ-ラスチッ ク製容器本体 4 4 .を安価:に大量に生産 することができ, ό [0338] 産業上の利用可能性 [0339] 本発明に係-る金属蓋付容器-は、 各種食品、-例えばジュ ース、 清涼飲料、 ジャム類、 乾燥食品等を包装するため の食品包装容器として用いることができる。
权利要求:
Claims 請 求 の 範 囲 1. プラスチッ ク製のフラ ンジ部 ( 1 5 ) を有する 容器本体 ( 1 4 ) と、 前記フラ ンジ部 ( 1 5 ) を巻締め る周縁部 ( 1 2 ) を有する金属蓋 ( 1 1 ) とからなる金 ¾sf付容¾§0 2. 金属蓋 ( 1 1 ) の少なく と も周縁部 ( 1 2) 内 面にコーティ ングされたヒー ト シ一 リ ングコ ンパゥ ン ド ( 1 3 , 2 3 ) を有し、 このヒー ト シー リ ングコ ンパゥ ン ド ( 1 3 , 2 3 ) によ り容器本体 ( 1 4 ) のフラ ンジ 部 ( 1 5 ) と金属蓋 ( 1 1 ) の周縁部 ( 1 2 ) とが融着 されることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の金属- 蓋付容器。 3. 容器本体 ( 1 4 ) はプラスチッ クで形成され、 容器本体 ( 1 4 ) のフラ ンジ部 ( 1 5 ) は二重巻締め可 能となっており、 容器本体 ( 1 4 ) の胴部 ( 1 4 a ) お よび底部 ( 1 4 b ) はガスバリヤ性の 'シー トブランク ( 2 6 ) を含むことを特徵とする請求の範囲第 1項に記 載の金属蓋付容器。 4. 二重巻締め可能な容器本体 ( 1 4 ) のフラ ンジ 部 ( 1 5 ) の幅が 1. Ό乃至 2. 5薦の範囲であり、 該 フラ ンジ部 ( 1 5 ) の厚みが 0. 2 5乃至 0. 9 mmの範 囲であることを特徴とする請求の範囲第 3項に記載の金 厲 付容 ls。 5. 容器本体 (14) のフラ ンジ部 (1 5) を二重 巻締めによって密封した際の容器の酸素ガスバリャ性が 0. S ec/ 100 cc · 24hrs . atin C 20 °C, 90 % RH) 以下であり、 水蒸気ガスバリャ性が 0. 2 gZl 0 Oec · 24hrs. atra (40 °C, 90 %RH) 以下であることを 特徴とする請求の範囲第 3項に記載の金属蓋付容器。 6. 容器本体 (14) は結晶化度が 1 C!〜 40%で あるポリエチレンテレフタレー ト層を含むプラスチッ ク で形成されたことを特徴とする請求の範囲第 1項に記載 の金属蓋付容器。 7. 容器本体 (14) を形成するプラスチッ クが、 ' 結晶化度-が 1 0〜- 4 ϋ %であるポリェチレンテレフタ レ 一ト層とォレフイ ン層とを含むものである請求の範囲第 6項に記載の金属蓋付容器。 8. 容器本体 (14) を形成するプラスチックが、 結晶化度が 1 0〜 40 %であるポリェチレンチレフタレ 一卜層、 ォレフィ ン層、 エチレン - ビニルアルコ一ル共 重合体層とを含むものであることを特徴とする請求の範 囲第 6項に記載の金属蓋付容器。 9. 容器本体 ( 14 ) を形成するプラスチッ クは、 ボリ エチレンテレフタ .レー ト (33) およびポリ アリ レ — ト (34) よりなる積層シー ト (38) を熱成形した ものであることを特徵とする請求の範囲第 1項に記載の 金 J禹;^付 ¾ ο ■ 1 0. ポ リエチ レンテレフタ レー ト (33) および ポ リ ア リ レー 卜 (34) よりなる積層シー ト (38) の 層構成が、 ポ リ エチレンテレフ夕 レー ト (33) Zポ リ ァリ レー ト (34) である請求の範囲第 9項に記載の金 属蓋付容器。 1 1. 積層シー ト (38) の層の厚さの比がポ リ ェ チレンテレフタ レー ト (33) : ポ リ ア リ レー 卜 (34) = 1 5 : 1〜 5 : 1である請求の範囲第 10項に記載の 金属蓋付谷器。 1 2. ポ リエチレンテレフ夕 レー ト (33) および ポ リ ア リ レー 卜 (34) より なる積層シー ト (38) の 層構成が、. ポ リ ェチ.レンテレフタ レー 卜 ( 33 )' /ポ リ ァ リ レー 卜 (34) /ポ リ エチレ ンテレフ夕 レー ト (33) である請求の範囲第 9項に記載の金属蓋付容器。 1 3. ポ リ エチレ ンテレフタレー ト ( 33 ) および ポ リ ア リ レー 卜 (34) よりなる積層シー ト (38) の 層構成が、 ポリ アリ レー ト (34) Zポ リ エチレンテレ フタ レー ト (33) ポ リ ア リ レー ト (34) である請 求の範囲第 9項に記載の金属蓋付容器。 14. 容器本体 ( 14) の胴部 ( 14 a) および底 部 ( 14 b) が積層シー ト (26) を用いて熱成形され、 容器本体 ( 14) のフラ ンジ部 ( 1 5) が胸部 ( 14 a ) の上端周縁に沿ぅィ ンサー 卜射出によつて形成されてい ることを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の金属蓋付 1 5. 該積層シー ト (26) が、 酸素透過係数が 5 X 10 _9以下である層を少なく とも一層有し、 最外層が ポリ プロピレンであるガスバリ ヤ性積層シー トであって、 フランジ部 (15) がポリプロ ピレ ンの射出によって形 成されていることを特徵とする請求の範囲第 14項に記 載の金属蓋付容器。 16. 該積層シー ト (26) が、 酸素透過係数が 5 X 1 0— 9以下である層を少なく とも一層有し、 最外層が ポリェチレンテレフタレ一トであるガスバリ ャ性積層シ — トであって、 フラ ンジ部 (1 5) がポリエチレンテレ フタレー トの射出によつて形成されている こ—とを特徴と する請求の範囲第 14項に記載の金属-蓋付容器。 1 7. 容器本体 (14) はプラスチックで形成され、 容器本体 (14) の底部 (14 b) が容器本体 (14) の外方に向つて突出する凸形状に形成されていることを 特徴とする請求の範囲第 1項に記載の金属蓋付容器。 18. 容器本体 (14) はプラスチックで形成され、 フラ ンジ部 ( 1 5 ) 下方の容器本体 ( 14 ) の胴部 ( 14 a ) 内側面に円周状リ ブ (50) を設けたことを 特徴とする請求の範囲第 1項に記載の金属蓋付容器。 1 9. 円周状リブ (50) 高さ と円周状リブ (50) の設けられたフラ'ンジ部 ( 1 5) 下方の胴部 ( 1 4 a ) 側面の厚み h 2 と力《 I h ^ ~ 2 ' - 0 · 3 (ram) ' の関係にあることを特徴とする請求の範囲第 1 8項に記 載の金属蓋付容器。 2 0. 容器本体 ( 1 4 ) はプラスチッ クで形成され、 容器本体 ( 1 4 ) の胴部 ( 14 a ) および底部 ( 1 4 b ) のいずれか、 または両方に凹凸部 ( 5 5, 5 6) よりな る リ ブを設けたことを特徴とする請求の範囲第 1項に記 載の金属蓋付容器。 2 1 , 容器本体 ( 1 4 ) はプラスチ ッ ク製の円筒体 からなる胴部 ( 1 4' a ) と、 前記円筒体の両端を外方に 広げてなるフ-ランジ部 ( 1 5 ) とを有することを特徵と する請求の範囲第 1項に記載の金属蓋付容器。 2 2. 容器本体 ( 1 4 ) のフラ ンジ部 ( 1 5 ) は容 器本体 ( 1 4 ) の胴部上端から外側に向う段部 ( 1 5 a ) とこの段部から上方へ伸びる巻締部 ( 1 5 b ) とからな り、 金属蓋 ( 1 1») のイージーオープン用ハーフカ ツ 卜 線 ( 6 1 ) を該段部 ( 1 5 a ) 上であって容器本体 ( 1 4 ) の胴部 ( 1 4 a ) の上端内径 ( 6 3 ) より外側 ( 64 ) に設けたことを特徴とする請求の範囲第 1項に 記載の金属蓋付容器。 . 2 3. 金属蓋 ( 1 1 ) の周縁部 ( 1 2 ) 内面に、 変 性ポ リオ レフイ ン, アイオノマー樹脂, エチ レン · ァク リル酸共重合体の 1種以上よりなる ヒー ト シーリ ングコ O 88/04262 一 ら ら 一- PCT/JP87/00936 ンパゥン ド ( 1 3) をコーティ ングする工程と、 該金属 蓋 ( 1 1 ) をプラスチック製の容器本体 ( 14 ) のフラ ンジ部 ( 1 5) に巻締める工程と、 高周波 ·超音波 ·電 熱 · スチームなどの加熱により フラ ンジ部 ( 1 5 ) と金 5 属蓋 ( 1 1 ) の周緣部 ( 1 2) とを融着させる工程とか らなる金属蓋付容器の製造方法。 2 . 锆晶促進核剤を含むポリエチレンテレフタ レ ' — ト層を含むシー トブランクを用いて容器本体を熱成形 する工程からなり、 該ポリエチレンテレフタレ一 ト層の 10 結晶化度が 1 0〜40 %になるように熱成形することを 特徽とする金属蓋付容器-の製造方法。 2 5': 一 -シートブランクが、 結晶促進梭剤を含むポリ ェ —レ—ンテレフタレー ト層とォ フィ ン層とを含む層構 成を有するものである請求の範囲第 24項に記載の金属 15 蓋付容器の製造方法。 26. シー トブラ ンクが、 結晶促進核剤を含むポリ エチレンテレフタ レー ト層, ォレフィ ン層, エチレン - ビニルァルコール共重合体層とを含む層構成を有するも のである請求の範囲第 24項に記載の金属蓋付容器の製 20 造方法。 2 7. シートフォ一ミ ングによってフランジ部 ( 1 ) を有するプラスチック製容器本体 ( 14) を熱 成形する工程と、 容器本体 ( 14) のフラ ンジ部 ( 1 5 ) の厚みをプレス熱成形によって薄くする工程と、 フラン ジ部 ( 1 5) の幅が一定のフランジ幅となるようフラ ン ジ部 ( 1 5) の周緣部を打抜く工程と、 このフラ ンジ部 ( 1 5 ) に金属蓋 ( 1 1 ) の周緣部 ( 1 2) を巻締める 工程とからなる金属蓋付容器の製造方法。 28. 容器本体 ( 14) 熱成形時に、 金型内にラベ ルをィ ンサ一 ト し、 容器本体の胴部にラベルを貼着する ことを特徴とする請求の範囲第 27項に記載の金属蓋付 容器の製造方法。 29. フラ ンジ部 ( 1 5) プレス熱成形工程により、 フラ ンジ部 ( 1 5) の厚みを 0. 2 5〜 0. 9顏と し、 フラ ンジ部 ( 1 5) の打抜工程により、 フラ ンジ幅が 1. ◦〜 2. 5翻となるようにしたことを特徴-とする請 - 求の範囲第 27項に記載の金属蓋付容器の製造方法。 30. フランジ部 ( 1 5) を有するプラスチック製 容器本体 ( 14) 内に内容物を充填する—工程と、 フラ ン ジ部 ( 1 5) に金属蓋 ( 1 1 ) の周緣部 ( 1 2) を巻締 めて容器本体 ( 14) を密封する工程と、 容器本体 ( 14 ) をガラス転移点以上であって容器本体 ( 14) の融点以下に加熱する工程とからなり容器本体 ( 14) を球状にする金属蓋付容器の製造方法。 3 1. 外周上端 (.1 0 2, 1 22 ) から上方に向つ て延びるキヤ ビティ上緣部 ( 1 0 3, 1 23) を有する キヤ ビティ ( 1 04, 1 24 ) と、 このキヤ ビティ ( 1 04, 1 24 ) 内にプラスチッ ク シ一 卜を押下げる プラグ ( 1 06 , 1 26 ) と、 前記キヤ ビティ上緣部 (1 03, 123 ) に当接してプラスチッ ク シー トを挾 持するクランプ ( 105, 1 25) とを備え、 前記キヤ ビティ上緣部 ( 1 03, 1 23) は 5。 く 0く 40の角 度をもって上方へ延び、 前記キヤ ビティ ( 1 04, 1 2 4 ) の外周上端 ( 1 02, 1 22 ) から前記クランプ (1 05 12 ) の内阛面までの距離 £ が 5 ramく j < 20翻となることを特徴とする金属蓋付容器の製造装置 (
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1988-06-16| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US | 1988-06-16| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE FR GB IT LU NL SE | 1988-07-31| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1987907980 Country of ref document: EP | 1988-11-17| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1987907980 Country of ref document: EP | 1993-06-16| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1987907980 Country of ref document: EP |
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